犬を飼ったことはないが、姪の家の二匹の小型犬を2日ほど観察した。顔を見ると吠え続ける犬と遊びの相手を求める犬。性格が違う。ヨークシャー・テリアは毛が抜けず、室内犬としては飼いやすいらしいのだが。
姪は孫を扱うかのように丁寧に面倒を見ている。寝る前には体を拭いて歯磨きをして、別々のハウスへ。3歳の年の差はお互いに遊ぶことはしないらしい。犬語で何を話しているのやら。
2歳のオス:思春期で元気が良い。魚のオモチャを持ってきては遊びを促す。遊んでくれるまで、いつまでもジッと目を見るのだ。何度でも何回でもしつこく遊びを迫る。
6歳のメス:おばさんとは相性が合わないらしい。ズットいつまでも吠え続ける。 犬と子供には例外を除いて好かれるはずなのに・・・コレは例外犬らしい。 吠え疲れか?遂に舌を出して一休み。一体何が気に入らないというのだろう???
昨年、ヒキオコシと言う名の、草花の苗を貰った。茶花にも用いられるとのことで、銀座の花屋で見つけたらしい。 どんな花なのかピンとこなかったので、金雀枝の鉢の隅に植えておいた。生きているのか死んでいるのか・・・しばらく忘れていたら、紫の花を付けていた。
シソ科でヤマハッカ属、別名「延命草」というのだとか。いろんな種類があるらしい。
名の言われは弘法大師が道端で倒れ込んでいる旅人に、この草を与えたら、病が治って、元気になったのだそうである。
胃の漢方とやらでかなり苦いとのこと。葉を煎じて飲んでみたが、特段苦みもなかった。
最近ホーム暮らしの老姉は転倒すること甚だしく、引き起こされる日々を過ごしているらしい。 昨日、花壇の手入れをしていたら、ぎっくり腰!引き起こしてくれる人は不在。そろりそろりと歩いている。
鬱々としている間にもう四月の中旬!
気が付けば、昨年咲いた野生のスミレが咲いていた。 植えたつもりはないから、きっと小鳥の落とし物だろう。山野草は長生きしない、ましてやマンション庭の西向きなどでは・・・ほったらかして、アテにしてないのに、咲いた咲いたスミレの花が。ウレシイ!
二色は目面しいのだとか、60種類もあるそうだから、種族はわからないこの小さな花に励まされている。
フランスのカンヌ近くには「スミレ村」という場所があって、スミレ博物館もあり、チョコレートやお茶等々、村中スミレ尽くしなそうである。日本の村おこしとは違って、さすがフランス風に洗練された村の佇まい。機会があったら訪ねてみたい風景。
菫程な小さき人に生まれたし 漱石
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