『アヒルで句会』 ~ ハモニカ横丁
昨年末閉会した「元気の出る俳句の会」はコロナ禍の挙句、師匠の健康状態も重なり、最終的に吉祥寺はハモニカ横丁で終わった。
横丁は吉祥寺駅前に知る人ぞ知る、違法建築の種々雑多な店舗の横丁。飲み屋の隣がブテイック、その隣が魚屋、そして宝石店等々面白い界隈。急な階段を上っていくのは大変だけれど、シェフはかなりのハンサムおじさん、腕は一流レストラン並み。
アルコールが入ると言いたい放題のスイッチが入り、とんでもない意見が飛び出す。 ほかの句会ではかしこまっているのに・・・そして師匠の魅力が冴えるのだ。
コロナなのに、高齢者なのに、飲んで、笑って食べて大騒ぎ・・・。何事も永遠ということはあり得ない。ついに閉会となった。(感染者が出なかったのは幸いだった)
仲間同士は何とか師匠に再会できないものかと案をめぐらす。先ずは迫りくるバレンタイデーにチョコとラブレターを送りつけようということに。 果たして作戦は成功するだろうか???
painted by H. Watanabe
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ハモニカ横丁は「戦後の闇市」がルーツらしい。
名づけ親は作家の亀井勝一郎氏、ハーモニカの吹き口に似ているからとのこと
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