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文化・芸術

2017年5月16日 (火)

サイケデリック  ~ 新国立美術館

初めての新国立美術館、混雑が予測されたので、朝一番に出向いた。 帰りには入場者の行列が。 草間彌生氏の作品は本物を見なくても、見た気分になっていたけれど、この人気のすごさは何なのだろう・・・。

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           美術館入り口の木々まで水玉模様!

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                そしてカボチャも・・・・

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              一部を除いて、撮影可

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会場の真ん中には色彩鮮やかなオブジェが陳列、かつての「サイケ調」を彷彿させる。

LSDをアメリカで試みたという人が言っていた「それは魅力的な世界なんだ、なんでも思う通りになるんだ、花も笑うんだよ・・・」当時、多くのアーテイストたちが、溺れてサイケデリックアートを創作し、早世した史実が想い出される。

草間彌生のパワーに押しつぶされそう・・・・・。 5月22日まで

2017年2月 1日 (水)

「2万年前のアート」 ~ ラスコー展

神戸の友人が国立科学博物館で開催されている「ラスコー展」のために上京。 フランス、ラスコーの洞窟で発見された洞窟の壁画。 

これは2万年前のクロマニヨン人(ホモサピエンス)による絵画ということでビックリ。 もちろん壁画は移動できないので、(現場も一般公開はされていない)模型なのだが、親子連れも興味津々、2万年前に引き寄せられていた。

★ フラッシュ無使用なら、一部を除き撮影可能

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              模型を覗き、洞窟壁画を体感

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現場写真: 既に遠近法も用いられ、木や動物の毛を筆に描かれたと思われる。描いた人たちに会ってみたい・・・・

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    当時はウシ、ウマ、シカ、ヤギ、バイソン…マンモスもいたらしい

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       現場写真: 右手にはランプが、真っ暗な洞窟には必需品

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クロマニヨン人の服装: アクセサリーは貝柄、衣は毛皮。狩猟したら、肉を食べて、毛皮をナメし、衣を縫う。 滑石や針なども展示。

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                靴: 履きやすそう・・・


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壁画制作に使用された石器や顔料なども展示され、芸術のはじまりを感じさせる。 しかしながら、2万年という時間はある種の放射能の生存能力が消えるために必要な年月でもあることを想い出し、気が遠くなった。

R0018480見終わったら、お腹が空いた~・・・・・上野公園内にある鰻の老舗「伊豆栄」梅川へ。 グルメの友人は「今まで食べた鰻の中で最高!」の評価を下した。鰻とご飯とタレのバランスが絶妙 = 芸術の森散策後の美味しいスポットかも happy01

2016年12月19日 (月)

『仕立て屋のネコ』 ~ 藤田嗣治展

府中美術館でフジタ展開催中ということで、間際になって駆け付けた。都心から離れているせいか、割と空いていた。 ここもやはり、女性が多い。

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中でも戦争画と言われる2作品は圧巻だったけれど、サイズが大きく、部屋も暗いので首が痛くなった。 猫の表情が豊かで、馴染みの作品が並んでいた。

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この猫は仕立て屋の主人の道具をじっと見ていて、隙あらば手を出しそうな気配。  シッカロール混入の乳白色と黒い線が特徴の作品を観て「フジタ」を感じることになる。

戦後、戦争協力画家という汚名を着せられて、日本を去り、二度と帰国しなかった。 「僕が日本を捨てたのではなく、日本に捨てられたのです」という言葉には痛みが伴う。

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              館内はゆったりとして心地よい


2016年5月25日 (水)

「1944」 という歌 ~ Euro Vision Song Contest 2016

今、トルコで話題になっているからと、在イスタンブルの友人から記事添付メールが届いた。ユーロビジオンコンテストで優勝したウクライナ代表の歌手CAMALA(ジャマラ)の歌唱力はもちろん、歌の内容が話題になっているらしい。

在カッパドキイアのブロッガー「ひつじ飼いのキノコ岩」さんhttp://blog.goo.ne.jp/torukonohitsujikaiの情報とともに紐解いてみることに・・・。

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                                       Photo by Huriyet

歌の内容は1944年に スターリンの指導の下、 旧ソビエト政府によって、行われた「クリミア・タタール人追放」を題材にした曲。

クリミア系タタール人の父(イスラム教徒)とアルメニア人の母(キリスト教徒)は、1944年スターリンにより、クリミア半島からキルギスに強制移住させられ、ウクライナ独立とともにクリミアに戻った。

彼女の曾祖父母は クリミア・タタール追放を生き抜いた人達で、 彼女の中には クリミア・タタール人の血が色濃く流れている。

当時、クリミア半島から キルギスに強制移動させられている途中に ジャマラの曾祖母の娘が貨物列車の中で死亡し貨車から、ゴミのように、投げ捨てられた話を彼女は聞いて育った。

1991年、8歳の時に ウクライナが ロシアから独立その後は、 一家で、ウクライナ領クリミア半島へ帰還。

彼女の優勝が何でそんなに トルコ国内で話題になったか、というと。タタール人である、という事も然る事ながら この歌の間には トルコ語の歌詞が挟まれいて、 これは、 当時の追放を歌った民謡 「EY GUZEL KIRIM」(ああ、美しいクリミア)の一節で トルコでも良く知られた歌。

ユーロビジョンで トルコ代表は勝ち残れなかったけど、 「トルコ語」の歌は
優勝したぞ!
というわけで、 トルコの大統領が祝福の電話をしたことが話題に・・・もちろん、ロシアは快く思っていない・・・・。

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                民族問題の背景は哀しい・・・・

実際の歌はコチラから→ http://www.hurriyet.com.tr/eurovision-birincisi-ukrayna-oldu-40104057

 ♪♪♪ 1944  ♪♪♪    

When strangers are coming...eurovision 2016 birincisi jamala şarkı sözleri türkçe manası
They come to your house,
They kill you all
and say,
We’re not guilty
not guilty.

 

Where is your mind?
Humanity cries.
You think you are gods.
But everyone dies.
Don't swallow my soul.
Our souls

 

Yaşlığıma toyalmadım
Men bu yerde yaşalmadım
Yaşlığıma toyalmadım
Men bu yerde yaşalmadım

 

We could build a future
Where people are free
to live and love.
The happiest time.

 

Where is your heart?
Humanity rise.
You think you are gods
But everyone dies.
Don't swallow my soul.
Our souls

 

Yaşlığıma toyalmadım
Men bu yerde yaşalmadım
Yaşlığıma toyalmadım
Men bu yerde yaşalmadım
Vatanima toyalmadim

 

 

 

2016年5月18日 (水)

名曲と美味しい食事と ~ ベルリンフイルハーモニック・ピアノトリオ

13日の金曜日: 下北沢のアレイホールでは美味しい匂いとリハの音が入り混じって鼻がピクピク。12年振りのベルリンフィルハーモニックピアノトリオのコンサート、久しぶりの演奏者たちに懐かしさを覚えます。 主催者の内藤ご夫妻もお元気そうに迎えてくださいました。 隠れ家のようなミニホールです。

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バイオリン: リュデイガー・リバーマン  ピアノ: フィリップ・モル  チェロ: クリストフ・イーゲルブリンク

今回のプログラムはめったに演奏されない曲ということで、

● ベートーベンの14の変奏曲、作品44番(14 Variations, Op.44(1804)。 優しい心地よい♪。

● リムスキーコルサコフのトリオハ短調(Trio in C minor(1897) 本人が気に入らなかった作品らしく、没後演奏されたというシロモノ。 めったに演奏されることはないとのことだけれど、気分の良い♪ CDを探そうと思うほどでした。

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主催者の内藤氏の奥さまはお料理が得意、コンサートに行く楽しみも食事があればこそ・・・演奏者の好みや曲目のテーマに合わせて、いろいろなお料理をコンサートの後に提供してくださいます。 演奏家もリラックスして演奏した後の食事を楽しみにしているのだとか。 今回はイタリアンレストランの「ラ・ピネータ」(千歳烏山Tel:03-3426-3855)の若きシェフが朝から腕を振るったというメニューが並びました。

前菜: ブルスケッタ・魚介とリコッタのロールキャベツ・ミックスサラダ・ほほ肉のハム・ トスカーナ風パン のサラダ・ひよこ豆のスープ・鰯のマリネ

パスタ:
 
お米のサラダ・ラザニア・ジェノヴァ風バジルソースのフジッリ

 メイン: ウサギの詰め物・白インゲン豆のトマト煮・リヴォルノ風ブイヤベース

お菓子: テイラミス・焦しメレンゲ

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アレイホールは下北沢駅から2分の多目的スペースの貸しホールです。 ピアノの発表会、録音、落語、お料理教室等々。 ピアノは熟年のスタンウエイ 

詳細はこちら→ http://homepage2.nifty.com/alleyhall/hall/

★ 写真はアレイホールHPより

2016年3月25日 (金)

トルコ幻の戯曲上陸 ~ 学生による本邦初演 

23日: トルコの著名な詩人ベフチェト・ネジャーテイギル(Behcet・Necatigil)の作品「エルートウルル号の災難」邦題は「海鳴り」が日芸演劇部の女子学生により上演。 台本はジャーナリストたちの声をラジオ用ドラマの戯曲を舞台劇として上演。 本劇では現代日本の学生の目線で沈没の原因を追究し、学生たちも史実を学んでいく・・・という演出。

衣装や舞台装置に囚われず、若い感覚で演じていたことが新鮮で好感が持てました。これを機に、トルコの文学も日本に紹介される機会が多くなることを期待したいと思います。

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     会場の日本橋公会堂の客席はほぼ満席、駐日大使も日本語で挨拶

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ベフチェト・ネジャーテイギル通りという通りがあるようです。一体どの辺にあるのだろうか・・・・トルコでは著名な人の名前の通りが多いようです。(アンカラには東郷通りがあります)


2016年3月 8日 (火)

演劇作品『海鳴り』 ~ エルトウールル号はなぜ沈んだのか

演劇のご案内

最近の日本トルコ合作映画「海難」をご覧になった方も多いと思います。 

本作品はエルトウールル号遭難事故の舞台化についての委託研究発表として、トルコ人作家、ベフチェト・ネジャーテイギルの台本をベースに、新たな作品として日本大学芸術学部演劇科の生徒のみなさんにより制作・上演されます。

● 日時: 2016年3月23日(水)  開場:18:00   開演: 18:30

● 会場: 日本橋公会堂 http://www.nihonbasikokaido.com/event/3471.html

● 入場: 無料

● 申し込み: ユヌス・エムレ インステイトウート東京 文化センター           tokyo@yunusemre.or.jp    ℡03-6452-9258 

       是非、お友達をお誘いの上、ご鑑賞ください。

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ネジャーティギルのエルトゥールル号のこの作品は放送劇として書かれた戯曲で、放送されてから長いこと出版されることがなく、幻の戯曲と言われていたものだそうです。近年出版され、今回の上演に関してはヤマンラール水野美奈子先生と娘さんの千夢さんがトルコ語から翻訳されました。

ベフチェト・ネジャーテイギルについて:

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                              photo by Wikipedia

 Behçet NECATİGİL19161979は、トルコの詩人。自分の内面、もしくは自分の周囲にいる人々・環境に視点を合わせた作品を書いています。元々は高校の文学の先生でした。彼のトルコ語は非常に美しく、読みやすい。単語の選択が的確、文法の狂いもない、それでいて四角四面の面白みのないものではなくきちんと文学性も高い。私のマルマラ大学院時代の先生は辞書の例文を全て彼の文章にしたい、と言ったほどです。

 詩人であると同時に、批評家でもありラジオドラマの脚本も多く手がけました。人には不条理と思われるこの世界の中で、それを受け止め生きていこうとする人の姿が描かれます。少々不思議な不条理ものが多く見られます。Yıldızlara Bakmak, Pencereなどが有名。

 (トルコ近現代文学研究家:鈴木郁子)

2013年12月19日 (木)

『オスマン時代の衣装』 ~ ウエデイング

ミシンのない時代の花嫁衣装は東西を問わず、見事な手仕事の世界であったに違いない。 特に、オスマン帝国時代ともなれば、絢爛豪華。

花嫁たちの殆どは10代だったろうし、一生に一度の晴れ舞台は前後左右、どこから見ても見せ場になる。 おそらく、女の子が生まれた時から親たちは競って準備を始めていたのではないだろうか。

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           刺繍やオヤ(レース刺繍)がふんだんに施されている

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    木綿を金刺繍で飾り付けた素朴なドレスが花嫁の美しさを引き立たせる

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              後ろも見せ場、手を抜かずに飾り付けてある

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ローカル色のある衣装: このようなスカーフが今でも売られているが、その多くはミシン刺繍である。

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2013年12月18日 (水)

『オスマン時代の衣装』 ~ カフタン(女性編)

女性衣装はトルコでの制作、モデルはトルコのプロと学院の生徒が競演。あまりの華やかさに目を奪われてしまったけれど・・・ナントカ撮りまくりました。

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本来男性用前開き長着であったが、オスマン隆盛期にはスルタンの衣装とともに女性用も登場。 

文化人類学の分野では和服・漢服または狭義のロープやガウンと同じ前開長衣に分類されるそうです。

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              有名なトルコ民謡「黄色の花嫁」がモチーフ

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                   黒いベルベットのカフタン

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                 金の刺繍が豪華さを引き立てる

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              赤紫のカフタン:メブラーナ旋回舞踊をモチーフ

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                旋回時に美しく見えるようにデザイン

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                  赤のカフタン:刺繍は手縫い

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                    後ろも横も絢爛豪華

2013年12月15日 (日)

『オスマン時代の衣装』 ~ トルコと日本のコラボ (男組)

雑誌「装苑」でお馴染みの文化服装学院の2013年の文化祭作品ショーはトルコ生地を素材に用いた「INASE」がテーマ。デザインから縫製まで学生たちが完成させた、モデルも含めてプロに劣らぬショーでした。(主催はユヌス・エムレ・インステイトウート)

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1923年に開講した学院は日本及び世界のファッション業界で活躍する人材を多く輩出し、世界のファッションスクールベスト3に選出されているのだとか・・・どんな分野でも日本の                  若者たちには精一杯が羽ばたいてほしいものです。

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ところで、鯔背(INASE)とはなんでしょう? 広辞苑によれば、江戸日本橋魚河岸の若者が髪を「鯔背銀杏」に結っていたところから、粋で、いさみはだの若者、また、その容姿や気風とあり、 結った曲げが鯔の背中に似ていたとか、鯔はボラの幼魚・・・・・・・・・まさに「一心太助」のヘアースタイルなのか?

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