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文化・芸術

2019年9月18日 (水)

トルコ宮殿の屏風 ~ 133年前の日本の新聞が

友人が9月13日付の朝日新聞を届けてくれた。 

1887年にイスタンブルに立ち寄った小松宮彰仁親王が、時の皇帝アブデユルハミト2世に贈った屏風が修復のため分解すると、133年前の新聞が骨組みの下張りに使われていたのを発見。

 

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トルコと日本の友好に大事なものなので、日本で同じような布地や紙の修復技術があれば教えて欲しいとのこと。令和の時代に、新たな日本トルコの文化交流に期待したい。

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花と孔雀の刺繍図、ドルマバフチェ宮殿の日本の間に飾られていたという。

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福沢諭吉が創刊した「時事新報」。

 

 

2019年9月13日 (金)

『表現の自由とは?』展 ~ 元麻布ギャラリー

風刺漫画家の横田吉昭さんが世界の風刺画家に呼び掛けた世界の漫画家が描く「表現の自由とは?」展が、18日まで港区の元麻布ギャラリーで開催している。 (最終日は午後4時まで)

風刺漫画はピタッと当てはまると小躍りしたいほど興奮するが、なかなか笑える画は少ない、笑うためにはこちらもピンとくるセンスを持ち合わせないと難しい。

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ギャラリーの入り口を降りていくと32か国から参加した作品群がズラリ。 舌とかマイクとか有刺鉄線とかを素材にした作品が目立つが、背景を知らないと作品の前で、ジッと固まってしまう。

 

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会議室へ入る前に口を箱にいれてから・・・・・つまり、発言不可の状態で会議へ。(中国人の作品)

 

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数年ぶりでお会いした横田さんは、相変わらず誠実な人柄で、風刺漫画が日本に定着しなかった背景などを熱く語ってくれた

「権力側に寄り添った上での弱者や少数者、および他者に対する不寛容さがひろまっているような不気味さを感じる。題材には事欠かないし、考えるのが楽しい」とのこと。

 

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会場の隅っこに置かれていた透明な椅子、コレハ作品なのか??? 座ったらどうなるか・・・是非、裸の王様にお座りいただきたいなア。

 

 

 

2019年9月 4日 (水)

『ピリ・レイス』 ~ トルコのバレエ

9月3日、雨の中、トルコオペラバレエ団の「ピリ・レイス」を観に行った。 オスマン帝国海軍軍人で航海地図を創った人だけれど、その人生がどんなドラマチックなものかも知らず、興味津々。 開場は満席。

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トルコ文化年2019特別公演だという。 オスマン時代の衣装で登場するダンサー達はテレビドラマ「オスマン帝国列伝」を思わせるが、物語を知らないと、ただそれだけで終わってしまうのがもったいない。  

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エキゾチックなクラシックバレエだが、「オセロ」や「ロミオとジュリエット」のように馴染みがないのが盛り上がりに欠ける。

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チャナッカレの海岸通りにはピリ・レイスの記念碑が、彼の生地ゲリボルのあるダーダネルス海峡を見つめている。

 

2019年7月10日 (水)

「芝居」 ~ ドライビング・ミス・デイージイ

友人から芝居のチケットが舞い込んだ。 芝居は何年振りだろう・・・(年金暮らしが芝居にハマるとどうなるか?…破産)。

演目はすでに、日本でも有名になったアルフレッド・ウーリーの戯曲「ドライビング・ミス・デイージイ」、418席の紀伊国屋ホールは芝居を見るにはちょうど良い大きさ。

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草笛光子と市村正親が好演。 違和感なくすんなりと受け入れられた。1960年代のアメリカ、公民権法が施行されたとはいえ、まだまだ人種差別のある時代。ユダヤ系の旧教師の彼女と読み書きのできない黒人の運転手の彼。ユーモアもあり、後味が良く、翻訳も良かった。 今後も、テネシー・ウイリアムズの「欲望という名の電車」並みに再演が継続されそうな気がする。 芝居は生もの、演じる方も観る方も、ある種の緊張感が漂う。そこがいい。

 

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2006年には仲代達也と奈良岡朋子が好演。

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映画ではジェシカ・タンデイとモーガン・フリーマンが共演

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脚本 : アルフレッド・ウーリー 

 

 

 

2019年3月 9日 (土)

『オヤ Oya』  ~ トルコの伝統手芸

先月、友人の企画でトルコ伝統手芸」である「オヤ」の展示+講演会が開催された。 オヤを一言でいうと、スカーフにつけるレースの淵飾り。トルコ女性は暇さえあれば、手を動かし編み物をしている。

R0020660_5 普通の毛糸だったりレース糸だったり・・・同時に口も動かし、チャイを飲みながら、女性同士が世間話をしている光景が見受けられる。

 トルコ民族定着の地、アナトリア地方を中心に、オヤは女性に寄り添い、母から娘へ伝授されてきた。

 その歴史は2000年前に遡ると言われている。そのデザインは平面的なものから立体的なものまで様々。

 この伝統も女性の社会進出とともに消えてゆく運命かしれないけれど、その繊細な作品には目を見張るものがあり、 女ごころをとらえて離さない・・・・                                               

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          形は地方によって大きかったり小さかったり

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              花嫁の髪飾りにもオブジェにも


★ 3月23日(土)夜9:00~ TBS「世界ふしぎ発見!」に講師のギュリン・シェンコワさんがオヤについてのクイズを出題。

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    数年前、都内のトルコファッションショーで見たスカーフの淵飾り

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                     帽子の淵飾り

2019年2月 4日 (月)

田崎はじめ回顧展

商業デザイナーのはじめちゃんは一昨年の9月、突然逝ってしまった。 我兄より2日早かった。 病院嫌いで、激しい腰痛で医者に行ったときはすでに遅し。

15年前の「古民家遊び」の仲間だった。 集団遊びよりは一人遊びが好きだったようで、イベント時にはスモーク食を作ってくれたり、一人でペンキを塗って驚かせたり・・・。自宅が近かったので、よく一緒に珈琲を飲んだ(茶飲み友達?)。

新劇女優の奥さんの芝居には美味しい食事の差し入れが好評。 妻は外、夫は内の家庭運営、キッチンの隅っこが彼のデザインスタジオ。キッチン用品がオブジェの空間。あっという間に、ハンバーグやカレーが出来上がる。

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美大卒の娘さんがデスプレイしたという会場はなかなか本人にふさわしい展示。 彼の活躍本拠地は石神井公園。 地元に根を下ろした、ネリコレ、石神井ジャズ祭等々で活躍。 家族と友人に恵まれたチョット早すぎる人生だったような気がする。 街を歩くと、ヒューっと自転車を飛ばしたはじめちゃんと遭遇するような気がしてならない。

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             彫刻家のお友達の作品: 素材は紙

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                  珈琲ポットたち

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                   レンズたち

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                ジャズの洗礼も受けていた

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                    絵の具の陳列


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           石神井公園を撮り続けた作品の1枚

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   カメラ持参で彼の足跡を探して、友人たちと三宝寺池の撮り歩き

2018年8月13日 (月)

スターリンの生家

アノ有名なスターリン(1878-1953)の生家はジョージアのゴリという街にある。コーカサス山脈と古い教会の旅の隙間に存在する博物館。

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生家を囲むように立派な博物館が建っている。広場には銅像もあったらしいが、最近、密かに撤去されたという。 この建物の中央が生家である。

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2階建ての2軒長屋、左手がスターリン一家6人が住んでいたという。現在は立ち入り禁止。 見物人がドヤドヤ入り込めば、崩れそうな雰囲気。 

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            一階は靴職人の父の作業場

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   アルコール依存症の父はスターリンにも靴職人を継がせたかった

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母はスターリンに聖職者なって欲しかったので神学校に進ませたのだが・・・




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博物館内はスターリンの偉業をたたえる写真で埋め尽くされているが、 もはや地元での人気はなく、ただ有名人としての博物館=観光地として存在しているようだ。

ジョージア出身という差別の中で、『コンプレックスと劣等感』が彼を上昇志向にかきたてたようである。




2018年5月21日 (月)

『戦後美術の現在形』 ~ 池田龍雄展 - 練馬区立美術館

池田龍雄氏に出会ったのは、5年前の夏の終わり、軽井沢(信濃追分)のドキュメンタリー映画会であった。 16才で軍国主義に洗脳され、特攻隊へ志願。突撃したくても飛行機がないまま敗戦を迎え、その後の価値の転回と国家権力に振り回された体験を伺った。

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年譜を辿ると1950年代~1970年代の作品が多く、戦争への怒りが手に取るようにわかる。 まもなく90才という高齢ながら、意欲的な作品を目の当たりにすると、ある種の勇気を与えられたような気分になる。

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                    楕円幻想



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5月19日は1969年作、実験的映像(アヴァンギャルドドキュメンタリー)松本俊夫監督の「薔薇の葬列」も上映された。 ピーターのデビュー作、ミニスカート、モンキーダンスが流行していた1960年代の新宿の風景が懐かしい。

実際の池田龍雄展に主人公が紛れ込むシーンがあり、池田氏も顔を見せている。他に、篠田正浩、秋山庄太郎、八木治郎、淀川長治、等がちらっと、特別出演。

もう一つの顔は絵本作家でもあるということ。芸術家は現実的には食べることが困難、そういう時代の仕事だったようである。 特に「ないたあかおに」は現在でも購入可能なロングベストセラー。

 

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2018年4月 8日 (日)

『石仏群』 ~ 目黒大円寺

石仏といえば、アチコチにある五百羅漢、そのほとんどの顔と表情が違う。羅漢とは「煩悩」を無くした人とのこと、なかなか凡人ではかなわない。どうも女性はいなさそう・・・・。

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ここは目黒の大円寺、1772年江戸の大火で亡くなった人をを供養するため、昭和9年に建立されたとか・・・・

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寺の裏側にも可愛い石仏が並んでいて、訪れた人から「カワイイ!」の声が。

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             この子たちは平成の子らしい・・

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おやツ! 池にはこんな河童もいたけど鯉なんぞ食べるのかな???

2017年7月20日 (木)

アートか哲学か?  ~ 石川九楊展 @上野の森

石川九楊展が開催されている(7月30日まで)。 門下生である在京都の友人の久しぶりの上京ということで、暑さの中、会場に出向いた。

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『書だ!』という迫力ある文字の案内プラカードが道順を教えてくれる。石川九楊の書に出会ったのは20年前、まるでピカソの絵のようにも思え、その斬新さに驚いた。和紙の上に墨で書かれた書は白黒の囲碁のような、禪のような静けさを感じる。

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今回は源氏物語が展示されているというので、興味深い。

書とは何かを問いづづけた石川九楊の仕事の全貌ということで、過去の作品も展示されていた。 象形文字のような作品や、一面真っ黒な作品や、刷毛でなぞったような作品・・・もちろん、読めないのだが、奥が深く、もう感性で理解するしかない。 それで良いのだと思う。 

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                       9・11・

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                      歎異抄

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