『90歳』 ~ 唄って!踊って!演じて!
木俣貞夫という人を知らなかった。長いこと人形劇団にいた幼馴染が木俣氏の後継者として東京ミュージカルアンサンブルの理事になったとかで誘われた。
チケットの売れ行きが50席だけだというのでお義理で駆け付けた。 まだまだ暑い調布のせんがわ劇場9月21日。 行って見れば小さな劇場は、ほぼ満席。
一部は30年以上も演じてきた二人劇「さんしょう太夫」。衣装替え、女役と男役を黒子の助けでうまく変身。
若き日に松山バレエ団で踊りを学び、シャンソンも唄う。 途中で歌詞を忘れるのもご愛敬。
この日は木俣氏の90歳の誕生日。舞台の後部からわさわさカワイイ踊り子たちが舞台へ駆けあがる。あれっ!見たことのある人が!森下洋子さんだ!
最近、元気で活躍する高齢者の話題は多いけれど、見てるだけでウレシイ!
子供の頃からの憧れのバレリーナ、森下洋子さんと思わず握手をしてしまった。彼女も一生踊り続けたい派である。老いを自覚しつつプロとして好きなことを続ける尊さがみなぎっていた。
舞台には本物のバースデイケーキが登場! サプライズは木俣氏には秘密だったという。
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