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2024年6月

2024年6月17日 (月)

『あなたはここにいた』 ~ 小松由佳 写真展

6月15日。「写真を読み解く」レクチャー付き写真展。被写体はISに崩壊されたパルミラ。戦争がアチコチで起こっているから、今ではニュースにもならなくなったが、現在もシリア国境のトルコの街にはシリアからの難民が10年以上も生活を余儀なくされている。自分も1990年には観光旅人として訪ねているが、破壊された生々しい画像が痛ましい。

戦争とは人間も含めた破壊行為であることを改めて確認。

レクチャーを通して、東北人の粘り強さと爽やかさも感じられた。

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6月24日まで OM SYSTEM GALLERY(旧オリンパスギャラリー) 火曜日・水曜日休館

℡:03-5909-0190 

JR新宿西口より都庁方面に徒歩分

ギャラリートーク : 6月23日(土曜日)14:00~15:00

 

🎶難民とは、どういった存在なのか、故郷を失うとはどういうことなのか。 本写真展は、それらを可視化しょうとする試みである🎶 

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小松由佳 Yuka KOMATSU

1982秋田生まれ。ドキュメンタリーフォトフラファー。

登山に魅せられ、国内外の山を登る。2006年、世界第二の高峰K2(8611m/パキスタン)に日本人女性として初登頂。風土に根差した人間の暮らしに惹かれ、2008年より草原や砂漠を旅しながら写真家を目指す。2012年からシリア難民をテーマとし、トルコ南部のシリア難民コミュニイテイを継続して取材。 著書:「人間の土地へ」(集英社)。 2児の母。

 

2024年6月12日 (水)

『ドウハからカサブランカへ』 ~ 機内点描

早朝、やっと着いたカタール航空のドウハ!

目的地はあと8時間、ドウハからカサブランカへ。 

何やら白いロングドレスのメッカ詣で帰りの集団にビックリ。その殆どが日本人の3倍ぐらいの巨体!

幸い臨席のおばあさんは細身で助かったけれど。座席のスペースからはみ出すおしりをどのようにしていたのか・・・。

とにかく機内の細い通路を巨体がワサワサ行ったり来たり・・・トイレ使用の仕方が、赤と緑のランプの意味不明、ドアの開け方も不慣れ・・・初めて飛行機に乗ったのかもしれない。おまけにお土産らしい荷物がわんさか積み込まれている。これがアラブ! 半世紀前の日本人的な光景である。

カサブランカ到着時には7名の小グループを待ちわびていたのは、なんとミニバス!これでモロッコ一周するのかと思うとドット疲労感が押し寄せた!

 

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空港のアイドル、巨大な黄色い熊さんに再会。かなり広い空港では待ち合わせ場所としての存在価値が大!

 

2024年6月 7日 (金)

『羽田からドウハへ』  ~ カタール航空・機内点描

羽田発22:50燃料費不要のカタール航空はJLとの提携便だが、機体も機内乗務員もJALのスタッフ。ロイヤルファミリー顔負けのスマイル!とても丁寧で親切。時々上等な制服のチーフらしき乗組員が巡回してくる。お目付け役なのだろう。制服はタイトスカート(安全のためにはズボンがふさわしいと思うけれど・・・)で日本流のオモテナシ。・

燃料費がかからないということで、座席は満席! 臨席は27歳のチャーミングなオーストリア人(森英恵の孫娘、森泉によく似ていた)

12時間も臨席同士だと寝て、食べての合間におしゃべりすることも多い。彼女は二人の姉たちと一週間の東京見物の帰路なそうで、寿司とラーメンがおいしかった。ウイーンでもラーメン屋あるけれど高いし、お寿司も最高! 渋谷のハチ公にも会ったと写真を見せてくれた。ハチの映画を見て、どうしてもハチに会いたかったのだとか。

Cup

彼女の姉二人はソーシャルワーカーをしていて、自分も目指している。なぜなら母が長いこと老人ホームで働いていた。父はコックだったけど体調を崩して今は働いていない。父はシリア人、母はルーマニア人でウイーンで出会い、結婚したとのこと。

なるほど、両親は出稼ぎ移民。道理で彼女たちの黒髪と長いまつ毛。両親は苦労してオーストリアの市民権を獲得したわけだ。父の故郷、シリアには父方の祖父が存命期間中には行ったことがあるけれど、今はもう関係のない国だという。

12時間後、カサブランカとウイーンに別れるのが辛いくらい馴染んでしまった。

 

 

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