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クラシック音楽が趣味であることを公言していた小泉旧総理は現役中は無知であった原発を勉強し、しばらく「脱原爆の講演」であちこち行脚していたらしい。今ではそれも飽きたのか?目下の趣味は「孫」であるとのこと。孫の可愛さに目覚めてしまったと、ぬけぬけと公言する老政治家のセンスを疑う。
確かに人間の子供でも動物の子供でも可愛いと思う。しかし孫愛というのは自分のDNAを受け継いで存在しているのが何より心地よいものなのかもしれない。 孫をかなり可愛がっていたわが兄は「他人にとって孫話ほど退屈な話はない」と言い切っていた。
孫もあっという間に大人になる。ジジババへの忠誠心など続かない。どんな大人になるのかが問題。
(老姉の孫句)
孫には深入りせず、ほんわかと愛を注ぐのがはた目にも微笑ましい。
ペット自慢や子供自慢先祖自慢・・・と自慢話が得意な人もいるが、自慢話は退屈!
突然、「民芸チケット」が舞い降りてきた。実に民芸の芝居は何十年ぶりだろうか? 最近はナマモノに久しくご無沙汰なのでうれしい。天才のニール・サイモンの戯曲は民芸初上演とか、彼の作品となれば面白くないはずはない。
主演は樫山文枝。鼻ぺちゃのおはなはんがどんなものか?と心配したら。さすが大御所(82歳)難なくスムースに違和感なく引き込まれた。
ローズの恋人(幽霊)を演じるのは篠田三郎(彼が民芸だとは知らなかった)。
会場は満席!
相変わらず熱い会員に支えられているのだろう。
ニール・サイモンの作品は人間の心の機微を描いた愛情あふれる暖かな余韻が残る。人間の弱さそのものを見つめる暖かな眼差し・・・
(1927-2018)
劇場(紀伊国屋サザーンシアター)の下が紀伊国屋書店の洋書部:
ヘミングウェイの「日はまた昇る」を購入してしまった。円安なのかペーパーバックなのに、¥2000.-もする。 若き日に「武器よさらば」をしばらくかかってやっと読んだ記憶がある。簡単な言葉でも日本語にするのは難しい。果たして自分の存命中に読破できるだろうか? 読みかけの本の中に埋もれそうな気配あり。
装丁はソフトながら金ぴかの新装。
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