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2023年3月

2023年3月28日 (火)

『桜は咲いたけれど』 ~ 花冷え

開花宣言はしたけれど、寒い寒い・・・・暖房をつける。冬コートの出番は続く。

 

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桜満開、石神井川の遊歩道は花見の名所だけれど曇天で人出も少ない。

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都営住宅が続くこの場所はいつものメンバー(高齢者)で花見というよりは会話が弾んでいる。耳を澄ませば、日本語ではない。中国語のように感じられる。いろいろ想像すると複雑な気持ちになる。 こんど、「コンニチワ」と言ってみようかな。

 

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椿が落ちている

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ポトリと音がする。拾ってみると掌サイズ。花の一生はこうして終わる・・・・やがて自分も。

 

 

2023年3月20日 (月)

『テントに想いを描く』 ~ トルコ地震

地震から一ヶ月以上。 

テントにしがみつかないと生きられないテント街で暮らさざるをえない人たち。

被害者やボランテイアたちは白いテントに経験や夢を語っている。

* 私たちはあなたたちを愛している。

* すべての星は希望です

* どこかに人生があれば

* 春の太陽のような希望を

* 救わなかったことを赦してください

 

 

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トルコ:ハタイ県  (photo by Hurriyet)

 

その後、ウルファ地方では洪水が発生。 テント村が水浸しになったとか・・・・次から次へと問題が続く。 ガンバレトルコ!

 

2023年3月14日 (火)

『昔泊まったホテルも崩壊』 ~ トルコ地震

 トルコ東南部の大地震発生から1か月イスタンブル在住の友人、土屋ともえさんからやっとメール返信があった。一ヶ月間、現地取材に行っていたそうである。

残念ながら、映像がうまく転載できないので、文章のみ掲載。

 

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『今にも今にも崩壊しそうな壊れたビルで、重機ががれきを崩している。すると、ビルは崩壊。これは工事のミスではなく、ビルの解体工事の様子。トルコでは、各地に崩壊寸前の建物が無数に残っている。そして、多くの車が通るすぐ横で、また1つ、ビルが崩壊。解体を待っていた建物だった。大地震から、1カ月以上。相次ぐ建物の崩壊に巻き込まれるなどし、死者はさらに増加。トルコとシリアあわせて5万2,000人以上にのぼっている。そんな中で続く、日本の援助隊の医療支援。医師などのボランティアが、交代で現地入りしている

 

昨日、イスタンブールに戻る便に日本の医療隊も乗っていたのですが、彼らが搭乗しようとしたら自然に拍手が湧き起こりました。機内でも体調不良の人が出て、日本人医師がケアしていました。』

24年前も、トルコ大地震があった。「ガンバレトルコ」という企画に参加し、現地で不足しているテントを送った(トルコ航空が無料搬送)等々懐かしい記憶が蘇る。

当時、いち早く自衛隊が阪神地震時に使用した仮設住宅を船で現地へ搬送したのは良いけれど。 そのまま置きっぱなし! 生活様式も異なる水道やガスサイズも違う使い古しの住宅を設置するのは至難の業。秋になって寒くなって、それでも日本からの住宅が出来上がらない・・・と言って泣いていたおじいさんが居た。 まるで瓦礫を捨てに行ったかのように思えてならなかった。

フランスやドイツは現地材料を駆使して、住宅を設置しているというのに・・・。日本のボランテイア精神にはノウハウがないことを痛切に感じたのだった。それにしても、今回の医療支援は現地で活躍できたようで本当に良かった!

 

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トルコ国花のチューリップ = ガンバレトルコ

 

 

 

 

2023年3月 7日 (火)

『金の卵』 ~ 十五の春

もはやもう、「金の卵」は死語であるらしい。忘れることも生きるコツかもしれない。それにしても学校では古代史を学ばせるのだが、近代史は学ばせない。試験にも出ないからひたすら忘却の彼方へ。3・11・はまだ記憶に新しいけれど、すでに風化しつつある。

少しは心のどこかに、記憶しておいたほうが良いとは思うけれど、今の若い世代は受験勉強でそれどころではないらしい。大学に入ればバイトが忙しくて考える暇もないとそうだ。卒業しても就職できなければ奨学金の負債が追いかけてくるという現実。心の余裕もない。

かつて、集団就職という国策があった。貧しい田舎の子供たちを斡旋する就活である。自分より成績の良い子が便乗して都会に出て行くときに、就職列車という夜行臨時列車に乗るのを近くの駅で見送ったことがある。そのすすけた古めかしい列車が到着したときには、すでに北のほうから赤いリンゴほっぺの女の子たちが乗り込んでいた。安定所のオジサンが旗を掲げて同乗(人買いのごとく)。見送りに来た親たちは走りながら列車を追いかける。テールランプが闇に消えた。 

そして自分は高校に行けることの幸せをかみしめた。

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早朝上野駅に着くと金の卵の受け入れ先が旗を振って、向かいに来ていた。まるで人買い市場のような賑わいだったと言いう。彼らはそれぞれの職場で修業に励み、盆暮れに帰郷することが唯一の楽しみだった。

時には仲間たちと上野の西郷さんで待ち合わせて、「高校に行った人達に負けないように頑張っぺ」と励ましあったそうである。

映画「3丁目の夕日」そのものである。

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東北は圧倒的に貧しい農村で子だくさんが多かったから、中学を卒業すれば実家から出ていくのは当然のこと。中卒の友人と連絡を取り合っているが、当時を特に不幸だとは思っていなかったという。

学歴社会の中で、彼らこそ日本を支えてきたことを覚えておきたい。

十五の春「金の卵」の上野駅

 

 

2023年3月 3日 (金)

『弥生三月』 ~ ミモザ咲く

急に暖かくなった。もう3月なのだ。

ここのところご私的にご難続き。

● 水撒きホースが寒さで破け、目下バケツ使用中。

● ガス給湯器が作動せず、修理マンを呼んだら17年も使用しているので部品がないかも・・・また壊れますよ!買い替えたほうが良いとのこと。買い替えようと思ったら、なんと製品の在庫がない!という。3か月~6か月時間がかかりますよ。

とにかく部品(外国製)の供給ができないのです‥‥と。

開いた口がふさがらないとはこのことだ。

いつの間に、日本はモノづくりからかけ離れてしまったのだろう・・・さしあたって、風呂は近くのジムで、食洗はお湯を沸かして対応。子供のころはこんなもんだったと、タイムスリップした気分。

 

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気が付けば、庭には、数年前に植え、咲くのをあきらめていたミモザが咲いている。 チューリップも目を出している。

 

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今年は手のひらサイズのミニ雛と桃の花の代わりにミモザを飾った。

今や、お雛様がどんどん捨てられ、老舗人形店も倒産や縮小を迫られているという時代。果たして日本は貧しくなったのか豊かになったのか?

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