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蒸し暑く、外界は何かと騒々しい。こんな時はどんな本を読めばいいのか・・・。ハタと気が付いた。若い時から名前だけは知っていて読むことがなかった星新一のショートショートを見つけた。各章2~3ページの短文(掌編)である。
あっという間に物語は終わる。登場するのはロボットだったり、サルだったり、とにかく結末が早いのは読みやすい。現代版昔話的でもある。
星新一(1926~1997):
父は星薬科大学・星製薬の創立者。本名の親一は「親切第一」の略だったとのこと。要望や作風とは裏腹に実生活でもギャグ連発の「奇行の主」の側面があったという。身長180センチ、小松左京によれば少年愛の傾向があり、一時はピーターを追いかけまわしたとか・・・・そんなところも興味深い。
湿度96%の日本の夏、いつの間にか冷房無しには生きられなくなった。電気が切れたらどうなる? ボッコちゃん助けて~。
10年ほど前から、前年発表されたエッセイを文芸家協会が収録したものらしい。なんとなく図書館にリクエストしていたら,かなりの時間経過でやっと到着。 なんとまあ、作家・エッセイストと名の付く文筆家の多いことに驚いた。 おそらく文芸家協会会員の方々なのだろうと思うけれど中には髭の殿下のご長女のお名前まで、70名以上。
協会理事長の林真理子は好きでも嫌いでもないけれど、こんな言葉があった。
「いろんな生き方」の中には一応いろんなことを試してみる、という人生もある。・・・ここで、声を大にして言いたいのは、貧困にあえぐシングルマザーにだけにはならないで、ということだ。どうか女性が、しっかりとした経済的基盤を身につけて欲しい。女性がしっかり稼いでいれば、好きな男といつでも結婚でき、いつでも別れられる、という自由を手に入れられるのだ。
気が付いたことは、投稿先が雑誌や新聞であるのに、天下の読売・産経掲載の作品がなかったことである(⋈◍>◡<◍)。✧♡。
猛暑の中、元気が良いのはこの花だけ。
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