『花は散る』 ~ ヒトも
先月(5月)は二人の老姉が相次いで逝った。田舎在住の姉は生まれ育った町で教師としての一生を終わった。 葬儀はコロナを理由に欠席(田舎ではまだ偏見が・・・)。
二人とも、昭和と平成を生き抜いて、令和に入ってからは健常者ではなくなっていた。コロナのせいでこの2年は会わずじまいだった。
「サピエンス全史」を読み終えたばかりだっという読書家の姉の棺には「世界」と「図書」。庭に咲いていたラヴェンダーとローズマリー、そして藍染人形に好物のゆで卵を入れた。シングルマザーとしてドラマチックな人生を送り、希望通り無宗教の小さなお葬式。なかなか簡素で良かった。5人の孫たちの涙のスピーチも良かった!
花もヒトも最後は枯れ果てるということをつくづく思う。 プーチンだって同じサ。
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