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2021年10月

2021年10月27日 (水)

『コートダジュール』 ~ 旅の記憶

駅前の花屋で「ノボタン」の苗木を買った。 ラベルをよく見ると「コートダジュール」と書いてある。紺碧色の花が咲くかと思ったら、濃い紫色だった。 みじめな旅の記憶が蘇った。

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半世紀前の貧乏旅行でスペインからイタリアへ向かう途中、コートダジュールと言われる海岸(ニース、カンヌ)を電車で通過したことがあった。当時のユーレイルパスはファーストクラスだけだったので、貧乏旅行者でも金持ち族と鉢合わせになる。襤褸リュックに着た切り雀のアジアの女の子を見る冷たい視線を、この時ほど感じたことはなかった。 紺碧の海の色だけが印象に残った。

パリではフランス語を話せないと切手すら売ってくれない。今思うと、当時のフランス人は英語が話せない人が多かったのだろう。それにしても冷たい! 須賀敦子がフランスからイタリアへ鞍替えしたのがうなずける。

それにくらべると、旅人に優しいトルコの旅はなんと心地よいことか・・・。

 

 

 

 

2021年10月16日 (土)

脱成長社会 ~ 『ブータン山の教室』

コロナで引きこもっている間、岩波で上映していた「ブータン山の教室」を見逃していた。吉祥寺のミニシアターで上映中との情報で駆けつけた。 ブータンの僻地では、21世紀の今、こんな生活が現実に行われていることに感動。

「気候変動、コロナ禍、文明崩壊の危機、唯一の解決策は贅沢な脱成長経済だ」と言ったのは、学者作家の斎藤幸平氏である。この作品を観たら斎藤氏もニンマリかも。

 

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あらすじ

教員をする気がなく、オーストラリアに行ってミュージシャンになりたい主人公のウゲン。

やる気のないウゲンを教官は呼び出し、ブータンの僻地にある「ルナナ」へ行って教員をしてくるようにと伝える。

標高4800mの大自然の中でヤクと共に暮らす村人たち。

子どもたちは教員が来ることを楽しみに待っていた。

勉強したいまっすぐな子どもたちと触れ合い、少しずつやる気になるウゲン。

授業の内容を工夫したり、ヤクの歌を教わったり、電気もトイレットペーパーもないルナナでの生活に馴染んでいく。

ウゲンの心の変化と、ルナナで暮らす人々の心の美しさが際立ち、自分の居場所を探していく

 

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