助かるはずの命が助からない現実
この1年半、他人事と思わせられてきたコロナ罹患はごくごく身近になってきた。 救急車の音を聞くと、コロナかと思い、最近顔を見ないな?と思うとコロナかと・・・・。コロナで入院したと聴けば重症に相違ない・・・夜の街!と攻め続けてばかりいられない。子供の現場にも蔓延の兆し。世界はコロナ戦争真っただ中。 一刻も早く野戦病院を設置すべきなのに、後手後手になっているのはなぜか??? 深~い訳がありそうだ。川口は安行に住む友からメールが届いたので掲載:
8月が終わる。コロナにかかっても、入院もできず自宅に放置されている人。助かるはずの命が助からない現実。コロナで仕事を失い、収入がなくなった人。
私は、不安や憤りを言葉に表せないもどかしさの中で過ごした夏だった。
そんな中、東京新聞(8月11日)のジャーナリスト・吉田千亜さんの記事に共感したので、一部を紹介します。
「コロナ禍における五輪開催は、福島原発事故の構造に似ていた。人々を「安心・安全」で騙し、調査(検索)せず、責任の所在を曖昧にし、誰かの命が脅かされても「自己責任」で片付ける。この国は、失われる一人ひとりの命に対する想像力が絶望的なほど欠落している」
「感染者数が過去最多、医療崩壊の報道のあと、『さて』という接続詞だけで『メダル』が報じられた。『さて』だけで誰かの『死』を一瞬で忘れる。『死』と『歓喜』とが同時に報道される異常な世界だった。その次の『死』は自分かもしれないのに。」
命に対する想像力…諦めずに持ち続けていきたいと思う。
ニュースで臨時国会は開かないと流していた。憲法に従い、内閣は臨時国会を開かないといけないのに! (安行ポレポレ通信)
« 『野戦病院』 | トップページ | ♪ オルガンとテノールの響き ♪ ~ 東京オペラシテイ »
「考えるチャンス」カテゴリの記事
- 『老朽化原発の再稼働を赦さない』 ~ 首都圏大集会 (2023.11.25)
- 『ヨイショの構図』 ~ 斎藤美奈子のコラム(2023.09.13)
- 『予定通り放出された汚染水』 ~ 嘆きの声は伝わらない(2023.08.26)
- 『鉄の造形』 ~ 武田美通の世界(2023.07.24)
- 『汚染水放出』 ~ IAEAは中立?(2023.07.22)
貴重なコメントありがとうございます。
静かに過ごそうと思っているのですが、心は怒り狂うばかりです。
野党の頼りなさが、自公の目に余るふざけた政権を温存し、現在に至りました。
ホント、 自公をやっつけるには、連立しかないのに・・・・何を今さら、寝ぼけたこと言ってるんですかね~。最大野党のNo action! No idea!
投稿: elma | 2021年9月 2日 (木) 19時16分
アベ、スガの政治が、ここまで国民の命をないがしろにしていることが可視化されているのに、今度の総選挙はこれを覆す千載一遇のチャンスなのに、立憲の枝野代表は「立憲だけで過半数を目指す」らしいです。市民と野党が共闘するしかないのに、立憲がこの体たらくです。共産党と一緒になれとは誰も言ってないのに、哀しい限りですね。
違いは棚上げして「コロナ対策最優先」で、どうして連立できないのでしょうねえ。横浜のスガの選挙区に、れいわの山本太郎を全野党で推薦して、スガを落とすなんという痛快な発想が取れないんでしょうかねえ。枝野のニュースを聞いて、暗澹たる思いになってしまいました。
投稿: 巻和泉 | 2021年9月 2日 (木) 17時28分