三度あることは四度ある
けたたましいサイレンが我ボロマンションを襲った。 出火かボヤか??? または隣のマンションか??・・・やがて赤い消防車は退散した。 ところが、またまた同じことが起こった。
近所の友人に尋ねたら「ああ、最近近所にできた例の老人ホームよ~」とのこと。 これで三度目! わび状が入っていたよ~」その内容は「開設まもなく3度もご迷惑をおかけ致しました。今後このような事のないように気を付けます・・・・」どこかでよく聞くフレーズの文面が事務的にポステイングされていた。
ところが、ところが4度目が発生したのである。 最近の公的設備ではボタンを押すと直接消防署につながることになっているそうで、犯人は認知症の入居者とのこと。
住宅地の中の施設だから、道路も狭い。一方通行も多い。それでも、需要が多く認可が下りたから建てたのだろう。腹が立つけれど、近い未来の自分の住処かと思うとトーンダウン。数年前、話題になったTVドラマの「安らぎの郷」のような訳にはいかないのだ。
窓を開けると老人社会のビジネスチャンスを全国的に展開しているSホームの昼と夜が見える。この館にはどんな人たちが住み始めているのだろうか? 窓から手を振っているおじいさんオバアサンは見えない。
おそらく、外には出られないようになっているのだろう。19㎡の狭い空間に押し込められて、まだ不慣れで、不安で警報機に触ってしまったのかもしれない。
空は狭くなったけれど、頭上には晩秋の空が見える。 養老院ー老人ホームー老人介護施設ーシルバーケアハウス・・・呼び名だけがハイカラになるように?横文字カタカナに変化しているが、その実はどうなんだろう? 百合子さんに聞いてみてもはぐらかされそうだ。日本はイヨイヨ自助政治の時代ですからね!(^^)!
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