『白い目』 ~ 見えない敵
コロナ禍の夏が過ぎようとしている。三密を避けよ!と言いつつGotoキャンペーン開幕!
いつもの夏のような訳にはいかない。在フクシマで一人暮らしの友人は娘一家が来れないので、途中の宿で会うことになったとのこと。 なぜなら、隣人たちは他県番号の車には目を光らせているからなのだとか・・・。
3・11のフクシマ事故直後には、都会での福島番号の車に冷ややかな目が注がれた話を聞いている。放射能で汚染されるのを恐れたのだろうが、ただただ差別的に意地悪な白い目を注いだ人も多かったらしい。
自分や身内は絶対にコロナにかかりたくない!という気持ちはわかるが、ならばどうすればよいのか、深く考えることもせず、罹患者に対しては非常に冷たい。人間は身勝手で身内びいきである。
子供の頃の田舎には、人里離れた場所にバラック建ての「避病院 」があった。赤痢や疫痢などの伝染病にかかると、そこに隔離された。近くに行くな!と言われていて、その前を通るときには鼻をつまんで通り過ぎた。入院した人の話によれば、畳の部屋で、保健婦が常駐し、医者は通って来たという。 当時は土葬だったから、亡くなると焼き場で(まるでインド風に)焼かれるのだと・・・山の中に小さな焼き場があったことも覚えている。
「様々なことを想い出させるコロナかな」である。
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暑くて死にそうです。。
それでなくともストレス満載の世の中なのに〜〜
やはり「ぶん投げ」で終わりましたね
やってきた「ホントウの危機」コロナ。
危機管理どころか何もできなかったのに、いまだみんな気がつかないの?
それどころか、これで今までの失政、愚策がチャラになる、日本のこの空気ってなんなんでしょう??
ホント、行きづらい日本です。
最近、長生きしたくなってきましたぁ。。
elmaさんの日常はいかがですか。
投稿: 虎子 | 2020年8月30日 (日) 10時51分
本当に、暑さとコロナに堪え難きを耐えているのに、モリカケハナミミニマスク・・・の責任も取らず、病気とは言え、再度「分投げ」ですね。
ごみは塵となって、日本列島に降り注ぐことでしょう。
胃が痛いです!
投稿: elma | 2020年8月30日 (日) 17時19分