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2020年8月

2020年8月30日 (日)

『私物化三昧政治終焉』

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 作家、真木和泉さんのコメント:

『安部晋三がついに辞意。安部を辞めさせたのは、潰瘍性大腸炎なんかじゃなくて、やっぱり新型コロナウイルスでしょう。コロナが問うているのは、国民一人一人の“安全保障”の問題です。 しこたま武器を買い込んで、集団的自衛権で自衛隊を強化しても、ウイルスから国民の命と暮らしを守る点でこの政権がやったことは、10万円とマスクとゴーツートラベルのレベルでした。 この政権に緊急時に大権を与えても、無能が有能にはならないことが、可視化されてしまいました。

だから国会も開けなければ、記者会見も開けなくなって、病気に逃げるしかなくなったのでしょう。メディアは病気の解説と“お疲れさま”に流れていますが、これから河井夫妻の裁判、モリカケ問題、“桜”も裁判になります。この政権は政治と社会を、激しく劣化させました。共犯者が大勢中枢に居残っています。それにしても、野党の存在感がないのが残念ですねえ。』

 

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2年前に亡くなった、金子兜太さんはやっと天国に行けたかな?

 

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ピアニスト、虎子さんのコメント:

ストレス満載の世の中なのに〜〜やはり「ぶん投げ」で終わりましたね

やってきた「ホントウの危機」コロナ。
危機管理どころか何もできなかったのに、いまだみんな気がつかないの?
それどころか、これで今までの失政、愚策がチャラになる、日本のこの空気ってなんなんでしょう??

2020年8月24日 (月)

『白い目』 ~ 見えない敵

コロナ禍の夏が過ぎようとしている。三密を避けよ!と言いつつGotoキャンペーン開幕!

いつもの夏のような訳にはいかない。在フクシマで一人暮らしの友人は娘一家が来れないので、途中の宿で会うことになったとのこと。 なぜなら、隣人たちは他県番号の車には目を光らせているからなのだとか・・・。

 

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3・11のフクシマ事故直後には、都会での福島番号の車に冷ややかな目が注がれた話を聞いている。放射能で汚染されるのを恐れたのだろうが、ただただ差別的に意地悪な白い目を注いだ人も多かったらしい。

自分や身内は絶対にコロナにかかりたくない!という気持ちはわかるが、ならばどうすればよいのか、深く考えることもせず、罹患者に対しては非常に冷たい。人間は身勝手で身内びいきである。

Free469子供の頃の田舎には、人里離れた場所にバラック建ての「避病院 」があった。赤痢や疫痢などの伝染病にかかると、そこに隔離された。近くに行くな!と言われていて、その前を通るときには鼻をつまんで通り過ぎた。入院した人の話によれば、畳の部屋で、保健婦が常駐し、医者は通って来たという。 当時は土葬だったから、亡くなると焼き場で(まるでインド風に)焼かれるのだと・・・山の中に小さな焼き場があったことも覚えている。

「様々なことを想い出させるコロナかな」である。

 

2020年8月15日 (土)

敗戦記念日に読む ~ 『はだしのゲン』

今夏は、先輩友人の漫画ファンから『はだしのゲン』を借りて初めて読んだ。 数年前、どこかの学校図書館から隔離されたという曰く付きのマンガである。 (児童に対する刺激が強すぎるという理由で)

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子供の頃は三度の飯よりマンガが好きだった。マンガというものは子供の読む本だと思っていたので、時折、電車の中で読んでいるおじさんを見かけると、知能がひくいのかなあ・・と思ったりしたものである。 全3巻の本の厚さは5センチ、かなり重~い。 作家の中沢啓治氏の被爆体験をリアルに表現した現代史ともいうべき作品。 漢字にはひらがなが振ってあるので、読者層はかなり広範囲であるが、内容を理解するには中学生ぐらいにならないと難しいかも知れない。

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読むほどに、反戦・平和・反核・・・となれば、現政権には不都合な果実、隔離されたのがうなずける。

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夏休みの読書本の中にはこの一冊を加えて欲しいし、若きロイヤルファミリーにも是非読んでいただきたいと思う。

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ゲンは一人じゃなくて、当時の日本には大勢いたという事実を実感する。

 

2020年8月 5日 (水)

『悪の華』 ~ リリイ

    「暗い深淵から出てきたか、明るい星から生まれたか? ぞっこん惚れた『宿命』が子犬のように後を追う。           気まぐれにそなたは歓喜を災害を処かまわず植え付けて、 一切を支配はするが、責任は一切持たぬ」 ボードレール

 

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本著はボードレールの有名な一節から始まっている。読み進むうちに、過去に自分が見聞きして、イメージした点と点がしっかり線になった。芦屋のお嬢様の出、カイロ大学主席卒業、アラビア語ペラペラという鳴り物入りでさっそうとメデイアデビュー。竹村健一に寄り添う姿を想い出す。つぶらな瞳で利用価値のあるおじさま方にピッタリ。あっという間に政界へ、環境大臣と防衛大臣の座に昇りつめ、今や、連日都のコロナ感染者数を発表しているが対策は見えない。

 

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したたかで、嘘つきな人間は万と居るけれど、ここまでの大嘘つきはほぼ犯罪か病気かまれにみる大天才! 銀座の有閑マダムならともかく、血税を預かるリーダーだとすれば、大問題である。

書店で山積み、単なる暴露本かと思いきや、丹念な調査に基づいているので反論のしようがないだろう。途中でウンザリ、ため息がでたが、読み終えた。 図書館では2年待ちぐらいの、時間がかかりそう。 数人で共同購入、回し読みが良いかもしれない。 これでもB層はリリイを選択するのか????・・・

夏マスクに緑の制服、テレビ登場のさかしらな知事を見るたびに、侘しくなる。

 

 

 

 

 

 

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