「芝居」 ~ ドライビング・ミス・デイージイ
友人から芝居のチケットが舞い込んだ。 芝居は何年振りだろう・・・(年金暮らしが芝居にハマるとどうなるか?…破産)。
演目はすでに、日本でも有名になったアルフレッド・ウーリーの戯曲「ドライビング・ミス・デイージイ」、418席の紀伊国屋ホールは芝居を見るにはちょうど良い大きさ。
草笛光子と市村正親が好演。 違和感なくすんなりと受け入れられた。1960年代のアメリカ、公民権法が施行されたとはいえ、まだまだ人種差別のある時代。ユダヤ系の旧教師の彼女と読み書きのできない黒人の運転手の彼。ユーモアもあり、後味が良く、翻訳も良かった。 今後も、テネシー・ウイリアムズの「欲望という名の電車」並みに再演が継続されそうな気がする。 芝居は生もの、演じる方も観る方も、ある種の緊張感が漂う。そこがいい。
2006年には仲代達也と奈良岡朋子が好演。
映画ではジェシカ・タンデイとモーガン・フリーマンが共演
脚本 : アルフレッド・ウーリー
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