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2019年4月

2019年4月22日 (月)

Gathering - ある集い

下北沢の喧騒を避けた露地に、「アレイホール」はある。 コンサート後にはホールマネージャーのママ手製の美味しいお料理がふるまわれ、演奏者たちも食事を楽しみにしていたらしい。メニューはいつも演奏者の希望や曲に合わせて、世界のお料理がズラリと並んだ。ベルリンフィルやスカラ座のメンバーも気軽に目の前で演奏し、演奏後は一緒に食べて盛り上がった。

急逝の訃報はファンをがっかりさせた。 ママの内藤嬰子さんは友人の母上で、建築家のご主人とともに、長年のアメリカ生活を経て、帰国後はお料理教室も開いていたようです。

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ホールは人柄をしのぶ優しい花々と想い出の写真に囲まれ、赤いセーターを着たママがにっこり微笑んでいました。

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笛の名手、劉宏軍さんも上海からかけつけて演奏。

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10年ほど前、料理本「クッキングノート/アレイホール1988-2003」を出版。 

前菜からデザートまで、本当にお世辞抜きに美味しかった。 もうママが居ないと思うとさびしい限り。 今回は料理教室のお弟子さんやご家族が一丸となって、お料理を作ってくれました。 人間は食のオモテナシに弱いんですよね。

 

2019年4月15日 (月)

『凱旋門』

「凱旋門」は世界に数あれど、なんといっても本命は、1806年にナポレオンの命により1836年に建設されたパリのエトワール凱旋門。ナチのパリ占領時には、あのヒットラーもこの門の前に立った。

 

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レ・マルクの小説『凱旋門』は映画にもなり、シャルル・ボワイエとイングリッド・バーグマンが主演。

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二人はゲシュタポに追われながらこのカフェ「フーケ」でデートを重ねる。

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その時、二人が飲んでいたのはカルヴァドス(リンゴ酒)。このお酒は長年の憧れであったが、最近この季節限定チョコレートが発売されている。

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そして、我もバックパッカーでシャンゼリゼへ繰り出した。さすがに、リュックはホテルに置いて・・・。1971年3月の巴里は雪も降ったし、懐も寒かった・・・(1ドル=360円だった)。

2019年4月 4日 (木)

久しぶりの六本木 ~ 国立新美術館

 久しぶりの六本木、向かった先は「トルコ至宝展」開催中の国立新美術館。昔、住んでいた時代とは限りなく変貌した街にまごつきながら歩いた。 目下、BS4で連日放映中のドラマ「オスマントルコ外伝」に登場する装身具を思わせる陳列品に目を奪われる。

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巨大なる新建築の会場

 

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当日は、日本におけるオスマン美術史の権威、ヤマンラール・水野美奈子先生の講演会「トプカプ宮殿とチューリップ文化」もあり、オスマン帝国・トプカプ宮殿の認識を新たにした。

 

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 花冷えの街をこんなタクシーが走っていた。  乗車しているのは外国人らしい・・・オモテナシタクシー?  とにかく寒かった!

 

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