君はパレスチナを知っているか ~ 2冊の本
このテーマはかつて「アンネの日記」を読んで以来、気になって、現在に至っている。 日本の歴史教育は、縄文、弥生、卑弥呼、聖徳太子などには触れるものの、近現代史は駆け足で終わってしまう、 教科書でも取り扱わないし、学習することが難しい、と思っていたら、現在はイスラエル・パレスチナ問題も教科書に掲載しているらしい。 認識不足だったのかも・・・。
この本は30年前出版され、とても参考になった。 子供でも読めるようにカナが振ってある。 いろんな人に薦め、かなり評判が良かった。
最近は他にも色々本が出版されていると思うのだが、入門書としては年表や写真もあり、かなり参考になる。
その後の30年の続編も期待したい。
これはごく最近読んだ、短編集(?)である。 内容はとてもリアルでフィクションとは思えないが、著者のコメントはただ一行のみ。
「この本に出てくる人物と事件はすべてフィクションで、実在の人物・団体とは関係ありません」
あえて、フィクションと言われると、現実味が遠くなり、ガックリ来るのだが、著者の恐れるものを想像するしかない。
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