「芭蕉」と「お稲荷さん」
俳句の吟行とやらに参加して、訪ねた場所は深川の「芭蕉稲荷」。いや~ビックリ!というか自分が無知だというべきか。何本もの芭蕉稲荷大明神という赤い旗がはためいていた。 芭蕉がこんなお稲荷さんに狐とともに、祀られているとは意外だった。 こういうセンス、好きじゃないけど、そのうち晋三稲荷ナンテのが登場するかも。
俳聖、松尾芭蕉は確かにこの辺りに住んでいたらしい。 大正6年の高潮時に、芭蕉遺愛の「石蛙」が発見され、「芭蕉翁古池の跡」となり、その場所にお稲荷さんを作ったということらしい。
石蛙は隣接する江東区立「芭蕉記念館」に」展示されている。
お賽銭をあげて、お参りすれば、俳句が上手くなるということか? 祀られた芭蕉の心中を伺ってみたい。
こちらは隅田川と小名木川に隣接した、芭蕉庵史跡展望庭園の芭蕉像の後ろに咲いていた(もはや枯れていた)本物の「芭蕉」。 芭蕉はきっとこの植物が好きだったのだろう。 芭蕉布の衣なども着用していたのだろうか?
お稲荷さんより、こちらの方が芭蕉を偲ぶのにふさわしいと思った。
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