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タバコを煙草(けむりそう)と書くことを認識した時、すごく素敵な漢字翻訳だと思った。
きょうも元気でたばこがうまい!というキャッチフレーズとともに、過去の男性たちはいたるところで煙草を吸っていた。今では考えられない映画館、職場、電車、レストラン、病院等々で。
飛行機にも禁煙席があったけれど、仕切りはなかった。そのうち新幹線に禁煙席ができたが、現在はすべて禁煙席である。パチンコ屋にも禁煙席があるのだとか。 果たして、煙草は絶滅するのだろうか?確かに愛煙家は減少している。
紙巻の煙の垂るる夜長かな 芥川龍之介
出版社はキノブックス
健康に生きるために健康に生きる、その健康な人生は何のためのものなのですか。 池田晶子
夫人の喫煙を眺めるのは悪くない。理由は、それによってほどよいエロテシズムがでるからである。 丸山薫
タバコを禁じて肺癌が減少すると、この世はみるみるぼけ老人で充満するようになるぞ、この地球上に、いままでどころじゃない、救いようのない地獄がはじまるぞ、それを承知でタバコのみを弾圧しているのか。 山田風太郎
喫煙の悪癖は生理的耽溺ではなく、言語領域での心理偽装にすぎないのだ。あえて名付ければこれは一種の言語療法だろう。 安部公房
社会からはすでに献酬の習慣が消えた。今また、喫煙の習慣も消えようとしている。 けれども、共同体の存続よりも個人の健康を優先する人々が支配的になる社会において、人が今より幸福になると、私にはどうしても思えない。 内田樹
ジョージアの公的市場では、ニコニコしながらおじさんが煙草を売っていた。 量り売りで買って、自分好みに巻いて吸うんだとか・・・。 巻紙も道具も売っていたので、愛煙家の俳句師匠のお土産に・・・と思ったけれど、税関で大麻と間違えられたら大変! (そんな話をしたら、非常に残念がっていた)
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