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2017年12月

2017年12月31日 (日)

「ボケ封じ」のお守り

 
R0018803_7  在トルコ21年の経験を持つ友人は帰国後、失われた日本の時間を取り戻すべく、詩吟やら源氏物語を読む会やらに奔走している。

  中でも札所巡礼でアチコチ歩いているらしい。 先日、坂東33観音の21番札所、茨木県は日輪寺での「ぼけ封じ」のお守りを買ってきてくれた。

  調べてみても、歴史的にボケ封じのご利益があるとは書いていない。 まあ、このご時世、老人過多、誰しも「ボケたくない」

  なので、このようなお守りが流行するのだろう・・・・赤い渋柿に手を合わせて祈願すれば、曽野綾子の言う、適当な時期に死ぬ義務を履行できるのかもしれない。(綾子自身は85才、まだ義務を履行していないのはなぜ?)

今年も終わろうとしている。 暖房中なのに、今までにない寒さを感じる。それでも北国じゃなくて東京で生活できるのは「家康のおかげ」かも。

2017年12月25日 (月)

クリスマス

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 小指の先ほどの我が子よクリスマス  (硯川豊)

 

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                                        (画: 八木道子)

文明開化とともに導入されたクリスマスというお祭りはプレゼント交換、ケーキを食べる日として、すっかり定着したけれど、子どものころは疑問がいっぱい! どうしてサンタは外国人の顔しているの?煙突のない家には来ないんだネ・・・・・。

商業主義が徹底して、11月にもなるとツリーやらジングルベルの音楽が流れる。 子供のいる親ともなれば、何か買ってあげなくちゃ、 七面鳥じゃなくてチキンの丸焼きを食べなくちゃという気分になる。

さて、今年はシナトラの♪クリスマスソング♪でも聴いてみよう。

2017年12月19日 (火)

『猿股』を山谷へ届ける聖女 

自由学園友の会主催のバザーへ、クリスマスケーキを買いに行った。途中、大きなリュックを背負い、今から山谷へ行くという女性に出会った。何を運ぶのかというと、100枚の「猿股」のようなものとのこと。 「サ・ル・マ・タ」・・・子供の頃に聞いたことのある懐かしい言葉が跳ね返ってきた。

物質にあふれた今、山谷で必要なものは「下着」、特に男物のパンツなのだという。他の衣類は古着で間に合うけれど、下着ともなると古着では済まない。

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ホテルの古シーツを提供してもらって、パンツを縫うグループがあり、製品を運ぶのが私の役目だと、その方は言った。 確かに、ホテルでは一流ホテルからラブホまで、シーツは不可欠。 それをもらい受けるというアイデアは素晴らしい!

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さすが、羽仁もと子創立の自由学園・友の会の発想である。 クリスマス前の晴れた日に、老聖女に出会ったような気分。

5分ほどの立ち話、そのまま山谷まで付いて行きそうになった。

2017年12月12日 (火)

♪ カレンダーの季節 ♪

また、今年も最後の一枚のカレンダーがペラペラと揺れている。 数字だけの白黒のカレンダーを愛用しているが、こんなカワイイカレンダーも心が和んで幸せになりそう

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カレンダーの作者は猫とワインをこよなく愛する素敵な女性、八木道子さん23匹の猫とともに湘南にお住まいです。 以前は猫の養子縁組などをされていたそうですが、現在は保護猫を最後まで看取ることにしているのだとか・・・。

餌代や治療費のために、ご自分で絵をかいて、商品にしたというカレンダーは猫愛に満ちています。

サイズ: 30x21cm  \1,000.-(税込)                                取扱店: 「ふらわ~るーむ」 東京交通会館B1 ℡03-3212-6808

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猫ジイサンと猫バアサンの前に、新入りの子猫がやってきて、神妙に身だしなみのお勉強。 歯も磨かなくちゃネ!(=^・^=) 

2017年12月 8日 (金)

両国辺り ~ ”吟行”

両国は名前は知っていても、歩いたことはなかった。駅前から相撲の看板があちこちに見受けられる相撲の街。

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旧舎は観光案内所となって、お土産屋と飲食店が並び、中央に実物大の土俵がド~ンと設えてあった。

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         改札を出ると戦前の地図が地面に(タイル)

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        あっ、猪が飛んでいる! シシ鍋の老舗らしい・・・


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回向院へ向かう途中、お相撲さんとすれ違った。 鬢付けの匂いがした。  自転車はつぶれないの?という問いに「大丈夫です」と恥ずかしそうに答えていた。

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回向院には鼠小僧や竹本義太夫の墓の他に、ペットの墓もあって、賑やか。現在、寺を支えているのはペットのお布施なんだとか・・・・。

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江戸時代から災害による身元不明者の墓としても名高い。 どことなく侘しい感じがするのもそのせいか。

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             回向院枯葉の下に棲む鼠

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