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2017年10月

2017年10月24日 (火)

『トーマス・マンの亡命日記』をひもとく

わが家の猫が夢中で読んでいた本は文豪、トーマスマンの亡命中の日記を解説した池内紀著の中公新書本。 妻がユダヤ人であり、ナチ体制に批判的だったマンはついに、母国から「排除」を余儀なくされ、20年にも及ぶ亡命生活。その間、講演やラジオを通じてヒトラー打倒を訴え続けた。

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マンの日記から彼の交友関係や当時の状況をひもときながら、現代史を覗いてゆくのはとても興味深い。 ネットなどがない時代に、世界情報をキャッチするアンテナの高さに敬服。日本の二・二六事件にも言及している。

マンには日本のニュースに人一倍の関心を持つ個人的な理由があった。妻カトヤは男女の双生児に生まれ、男の子のクラウス・プリングスハイムは音楽家として知られ、招かれて1931年より東京・上野の音楽学校の教師をしていた。スイスの新聞で「日本の首都でクーデタ」の見出しを目にとめたとき、まず真っ先に妻の兄弟を思い、安否を気遣ったはずである。

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あああ、マンの作品をもう一度読み直したい。若者よ!お願いだから読んでみて!・・・と懇願するのは老婆のたわ言なのだろうか。

★ それにしても我国の宰相人気は何なんだろう?解せない。

 

2017年10月11日 (水)

『恨』を舞ふ

         恨を舞ふ震災記念日のチョゴリ (宏翁)

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この句にはガーンと引き込まれた。震災記念日は多々あれど、コレハ1923年の関東大震災を詠んだものだとわかる。 史実をふまえて想像するに、日本の反省材料になるべきことと痛感。 「恨」を韓国語では「ハン」と読むのだそうである。

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宏翁氏が見つめた現場では:

地下鉄両国駅から横網公園までの途中、コリアン団体や労働組合いなどがマイクで小池批判を叫び、ビラを配っていた。

日本庭園の片隅では十人ほどの在特会「そよ風」「朝鮮人の死は正当防衛、虐殺はなかった」の幕をかかげ集会を行っていた。慰霊堂には法要参加予定の知事の姿はなかった。

両国駅では若い女性が「小池知事は歴史から目を背けないで」と叫んでいた。


 

 

2017年10月 5日 (木)

屋上の秋桜

10月2日:ねりま9条の会メンバーのKさんがボランテイアで手入れをされている施設の屋上ガーデンを見学させていただきました。 場所は社会福祉法人、特養ホームの「創生苑」。 

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              空から見るとかなり広いスペース

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        夏場は朝夕の水遣りが大変!本当にご苦労様

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          まるで、田舎の田園風景のようなビルの屋上

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          懐かしい!アカマンマも紛れ込んでいました

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70歳前後の仲間たちといずれお世話になります、とスタッフに挨拶したら、皆さん方はムリデス! 要介護3以上でないと入れません、それも順番待ちです!とのこと。   今や日本はさまよえる老人たちで溢れています。老人も自立しなければならない・・・せめて、選挙権を行使しましょう!

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