アートか哲学か? ~ 石川九楊展 @上野の森
石川九楊展が開催されている(7月30日まで)。 門下生である在京都の友人の久しぶりの上京ということで、暑さの中、会場に出向いた。
『書だ!』という迫力ある文字の案内プラカードが道順を教えてくれる。石川九楊の書に出会ったのは20年前、まるでピカソの絵のようにも思え、その斬新さに驚いた。和紙の上に墨で書かれた書は白黒の囲碁のような、禪のような静けさを感じる。
今回は源氏物語が展示されているというので、興味深い。
書とは何かを問いづづけた石川九楊の仕事の全貌ということで、過去の作品も展示されていた。 象形文字のような作品や、一面真っ黒な作品や、刷毛でなぞったような作品・・・もちろん、読めないのだが、奥が深く、もう感性で理解するしかない。 それで良いのだと思う。
9・11・
歎異抄
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