うすむらさきの花 ~ 「野菊」
昨年の今頃、友人から野菊の株を分けてもらった。 環境の良くない我が家の花壇からいつの間にか消え失せたような気がしていたのだが、静かにそっと咲いていた。
子供のころに、口ずさんでいた文部省唱歌を想い出した。この色が本当の薄紫で、気高い花なんだ・・・・でも匂いはしない。 作詞は児童文学者の石森延男氏(1897-1987)、「コタンの口笛」などの作家である。
作詞 石森延男/作曲 下総皖一
遠い山から吹いてくる 小寒い風にゆれながら
気高く清く匂う花 きれいな野菊うすむらさきよ
秋の日差しを浴びて飛ぶ トンボをかるく休ませて
静に咲いた野辺の花 やさしい野菊うすむらさきよ
霜がおりてもまけないで 野原や山に群れて咲き
秋のなごりをおしむ花 明るい野菊うすむらさきよ
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