『雨上がり』 ~ 哀しみのイスタンブル
古希を迎えた日は、哀しい日にもなってしまった。この1年、日本の茶の間にもトルコニュースは頻繁に登場、トルコはテロですっかり有名になり、観光地は閑古鳥が鳴いている。そんな矢先の空港爆破事件、なじみのエアポートの映像を目前にして、深い哀しみに襲われる。
たった今届いた在イスタンブル友人からのメール:
怒涛の3日間が過ぎ、漸くぶりに普通の日が戻ってきました。
イスタンブール事務所開設のために来たはずの某テレビクルーはまさに爆弾の渦中に! 先に到着していた1名は、すぐに事件現場に直行し、その時刻に着陸予定だった一人はイズミールへ。
最後に来た一人は、空港再開直後に空港到着・・・というわけで大スクープ。彼らは大満足でした。その一方で、事務所開設のための諸準備も進め、私はほぼ寝ずにお手伝い・・・。
こうなると報道関係者以外はトルコに来ませんからね・・・
ガイドたちも報道関係者たちの通訳として働いてます。
今や、イスタンブルは観光客から報道関係者に需要が変化しているということか・・・・。
🐈 暮に、雪の坂道で保護された子猫の「ハムデイ」、すっかり成猫になって雨上がりのイスタンブルを眺めている。 最近6階からダイビングしたらしいけれど、かすり傷程度で済んだのだとか・・・・・後遺症が出ないことを祈りたい。
🐈 イスタンブルっ子としては少しの隙間からでもボスポラス海峡を眺めたい(北向きでも西向きでもかまわない)。 友人の息子君のバルコン(バルコニー)からはかすかに海峡が見える。 黒い鍋はマンガル(バーベキュー)用。 気候の良い季節にはマンガルパーテイを楽しむのが常である。 おそらくこの鍋は都会用で煙を抑制できる構造なのかも知れない。
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