友達がマイク握ってる! ~ 1月12日のニュース
またまた我愛するイスタンブルの嘆かわしいニュースが飛び込んできた。せっかく日ト合作映画『海難』で新日国をアッピールし、ゴトーさん事件以来の観光客減を呼び戻しかけた矢先。
Nステを観ていたら、キャスターが「それでは現地から報告していただきます」と言って、画面は現地へ。 何と前日、情報メールを受信したばかりの友人がひきつった顔で(ニコニコするな!という指令があったらしい)マイクを握ってレポートしていたのでビックリ。 トルコにデスクを置くメデイアは少ないので現地キャリアのある彼女がレポーター役になったのでしょう。
不足ない報道をしていたので、画面に向かってシャッターを切り、本人に送信。 早速、勤務会社のFACEBOOKに掲載されていた。 現場は馴染みのヒポドロームにある「オベリスク」前。 この界隈は定宿もあり、馴染みが深い場所。 イスタンブル観光のスタート地点である。
新聞「Haber Turk」は一面をドイツ語で「心はあなた方とともに」という見出しで報道。 そしてまた、昨日はジャカルタで・・・・世界はどうなっちゃうの・・・日本も後方支援をするのだから、安全などとボケてはいられない時代に突入したのである。
ネット右翼とも称される自爆犯たちは宝石ドロボーとは違って、捕えにくい。 カミカゼ特攻隊生存者の話を直接聞いたことがある。それは「若き日に洗脳された(お国のために死ぬという高揚感)」であったという。
ヒトとしての正気を取り戻すためにはどうすれば良いのだろうか?
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