『小さき声のカノンー選択する人々』 ~ 三鷹いのちと平和映画祭
ズット気になっていた鎌仲ひとみ氏のドキュメンタリー映画、やっと鑑賞するチャンスに恵まれた。 場所は三鷹駅から近くの風の散歩道沿いにある「沙羅舎」。 フクイチで放出された放射能処理は行き詰っている。一握りのママたちの子供の健康を守る戦いをチェルノブリと照らし合わせながら、息の長~い自主行動の様子を捕えた映像には空しさとともにかすかな希望が見える。 自主上映作品で、全国各地のミニシアターで上映されている。
この作品は是非、全国会議員の先生方に観賞して欲しいものであるが、原発無知の彼らは途中で居眠りしてしまうことだろう。 他人事としてとらえる人々には興味のない話で、疎開をする意味すらみいだせないだろう。見えない悪魔を見ないように生きていく・・・・放射能も水に流せば消えると思っているフシがある。 つまり、悪魔とは彼らのごとき族なのだということに・・・・。
上映後、助監督の宮島裕氏と撮影担当のカメラウーマン、岩田まき子氏を囲んでトーク。 司会はやさい村の大友映男氏。 観客には子連れのお母さんたちもいて、真面目そうな人たちばかりが集まった。
鎌仲作品がズラリ、フクシマ県人の友人はNHKは絶対に放映しないからと、DVDを8本も購入して大感謝された。
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