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2015年10月15日 (木)

サフランボルの「珈琲」 

初めてトルコ珈琲を飲んだ時の記憶は豆かすがザラザラして美味しいとは思わなかった。普通のネスカフェでも初めて飲んだ時は美味しいとは思わなかったような・・・・なんでも初めては馴染みが無いので受け入れがたいのではないかと思う。

同じトルコでも地方によって、民族も衣装や食べ物や習慣もちがう。 婚約する場合、男性側の両親が女性側の家を訪ね、嫁さん候補に珈琲を入れてもらい、その入れ方で結婚合否を決める、ということを聞いたことがある。 現在は逆転しているかも。

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イタリアのデミタスで飲む、「エスプレッソ」はこのトルコ珈琲が元祖。 右手の容器に粉末にした豆を入れて沸かしてカップに入れる。この場合濾過せず、上澄みを飲む。だから、ゆっくりと時間をかけて商談にはもってこいの飲料。 必ず、水を添えて出されるが、砂糖は一緒に煮だすので、注文を受けるときに砂糖の分量を聞かれる。 少量、中間、普通、そして砂糖抜き。 ミルクは邪道!

最近になって、やっと食後にはチャイ(紅茶)より珈琲の方が美味しいと思うようになった。 砂糖抜きで甘~いお菓子をチョットだけ食べながらがオイシイと思う。

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サフランボル(内陸地方)ではこんな風に、手打ちの珈琲セットでしかも、ジュースとロクム(トルコ特有のお菓子)付きのトレーに乗せて出てきた。 散策後の午後、陽は西に傾いて、風もなく爽やかな気分でのんびりといただいた。

都心ではデミタスカップに入れただけでこんな風ににゴージャスではない。 手間暇かかるせいか、チャイ(紅茶)よりは値段が高い。

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                  カフェの庭の隅には白い花が

★ 今年は連日茶の間を沸かせた、あの事件で日本からの観光客がストップ、やっと戻りそうになってまた。 今回は日本人に関係なかったせいかメデイアもチョロチョロ報道しているが、11日に起きたアンカラでの大テロの惨事には憤りを覚える。 21世紀はテロの時代とは言え、何とかならないものか・・・・・歴史を繰り返さないために。

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