「バームクーヘン」 ~ 白鳥の城のお土産騒動
このお城に憧れて、ドイツ旅行へ行った友人からお土産の「バームクーヘン」をいただいた。 日本でもなじみの木の年輪をイメージしたドイツ菓子、だが味はユーハイムの方が美味しいと思った。しかし、せっかく飛行機に乗ってやって来たこの因縁のお菓子を毎週訪問している甥と「狂王ルードウイッヒ」を忍んで食べてほしいと、ホームの老姉へ持参した。
ノイシュバンシュタイン城 Photo by Wikipedia
ところがである。 後日感想を聞こうと電話したら、シングルマザーで働いているかわいそうなスタッフだからと、箱ごとあげてしまったのだ!(ペコちゃんの方が喜んでもらえるのに)・・・心を無にされて、怒り心頭、もう慰問になんか行くものか!と腸が煮えくり返っているのである。 昔から、あればあるだけ、貧乏なくせに他人に施すクセを捨てきれない老婆の性が恐ろしい。 自分の方が可哀そうな立場なのに、何とオメデタイことか・・・少しは現実的に身の程を知って反省してほしいものである
自分が訪ねた頃には売っていなかったけれど、観光ブームのせいか、お城には売店ができて、そこで売っているらしい。
1825年創立ということはルートヴィッヒ生誕より20年も前の老舗ということに。 ああ、またビスコンテイの華麗な映画「ルートヴィッヒ」が観たくなった。 ストレス解消に良いかも知れないけれど、VHSビデオは捨てちゃったし・・・・・ (-_-X)
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