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2015年9月

2015年9月30日 (水)

15冊のSEALDs選書

9月27日付の東京新聞にはSEALSsのプロジェクトが自由と民主主義を読み学ぶために選んだ基本図書15冊が公表。本好きのメンバーが影響を受けた本を推薦し、その中から集団的自衛権や特定秘密保護法に関する本などを選択。 今後、五〇冊ほどに増やす予定で大学生協などに呼び掛けている。

彗星のごとく現れた、若者集団(SEALDs)が、保守的大人たちからの批判を浴びながらも頑張っている。 携帯にすがりついて耳にイヤホン、チャラチャラしているだけの若者を見ているともう、日本もオワリかと諦めかけていた矢先、出現には救われる思いがした。

https://www.youtube.com/watch?v=5dsMhkj6eHk   

 代表の公聴会のスピーチ内容: 居眠りセンセイ方の映像も見たかった

● 僕らの民主主義なんだぜ   (高橋源一郎)        

● 夜の鼓動にふれる 戦争論講義  (西谷修)

● 安倍流改憲にNOを!  (樋口陽一・山口二郎)

● 切り取れ、あの祈る手を  <本>と<革命>をめぐる五つの夜話  (佐々木中)

● 社会を変えるには  (小熊英二)

● それでも、日本人は「戦争」を選んだ  (加藤陽子)

● 君たちはどう生きるか  (吉野源三郎)

● 丸山真男セレクション  (丸山真男・杉田敦)

● 憲法 大六版  (芦部信喜・高橋和久

● 集団的自衛権と安全保障  (豊下楢彦・小関彰一)

● 秘密保護法 何が問題かー検証と批判  (海渡雄一・清水勉・田島泰彦)

● 右傾化する日本政治  (中野晃一)

● 政治をつかむ  (苅部直・宇野重規・中本義彦)

● 「存在の現れ」の政治 水俣病という思想 (栗原彬)

● 希望の国のエクソダス  (村上龍)

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 普通のよき日本人が、世界最高の頭脳たちが、「もう戦争しない」と思ったのはなぜか?高校生に語る・・・・日本近現代史の最前線     我が家の猫も読んでいる

2015年9月28日 (月)

花の消えた牧野庭園

もう9月も終わる。 秋雨も止んだので、近くの牧野庭園へ行ったら、全く花が見当たらない。  葉陰には蚊がウヨウヨ・・・・・・カメラのピントを合わせている間に刺されてしまった。受付には蚊よけスプレーが置いてあったのに気付かなかった。やっぱり、花は春が一番。

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                紫陽花がかすかに色をとどめていた

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                     赤い実の名残り

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                    これは何の抜け殻?

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            やっと見つけたまともに咲いていた花: 藪蘭かな?

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         若き日の牧野富太郎博士: 野性的でなかなか良い感じ

2015年9月23日 (水)

「ねこの指輪」 

猫は身近な動物、遭遇することは珍しくはないけれど、なかなか触るのは難しい。 トルコの黒海近くの街、カスタモヌで出逢ったこの猫、実は指輪である。 市場に二匹いたので、友人と仲良く買った。 500円もしなかったと思う。 

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リングの部分が支えになってまるでオブジェ。宝石箱(?)には入れないで本棚に放置していた。 マクロレンズで覗いてみると、首が長く、尾っぽも長~いけれど、ひげが無い! コレハきっと悪戯っ子に切られたのか・・・・・

2015年9月21日 (月)

『やっと』 ~ 若者のデモ参加

原発、安保、デモに行けば団塊世代のじじばばばかり。 就職先もないのに、選挙にも行かず、ゲームに戯れている、和国の若者たちを見るたびに、これでいいのか日本!と罵声を浴びせたくなる想いにかられていたのだが、このところやっと少数派かもしれないけれど、若者たちが思考し始めているようだ。 期待して良いのだろうか・・・・期待するしかない。

いつも夫婦でデモ参加している友人からの次のようなメールには思わず微笑んでしまった。19日の国会前の集会に、初めて娘も参加しました。親として誇りに思います。

2015042099135736                     これは人間の基本原則 

★ 武器を持たずシュップレッヒコールのデモ行進に自分の意志で参加することが大切(赤信号は皆で渡っても怖いのである)

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                                  写真:朝日新聞

★ SEALSDs: utudents mergency ction for iberal emocracys     自由と民主主義を守るための緊急学生行動

2015年9月17日 (木)

『ふ・る・ほ・ん』 ~ 信濃追分

軽井沢のメインストリートは原宿が移動してきたように賑やかだというけれど、夏の終わりの信濃追分は静かで本当に魅力的。 PCも新聞もTVに触れず、しばらくこの環境に没頭すれば、円形脱毛症も治癒できそうな気がします。

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旧街道沿いにこんな暖簾が目に留まりました。 温泉でもない、お菓子屋でもない・・・

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           近づいてみると暖簾には「ふ・る・ほ・ん」とあります。

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入口の横にはこんな看板が、靴を脱いで、温かそうなスリッパに履き替えて、入ってみるとオシャレで温かそうな空間がありました。 

絵本から哲学書まで、梯子や椅子があって、本が自由に手に取れます。 店主は隣の「油や」のオウナーでもあるそうです。 半日ぐらいあっという間に過ぎてしまいそう・・・冬でも営業しているそうです。

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 店の前には小判草が生い茂っていました。 お向かえは蕎麦で有名な「ささくら」です。

2015年9月15日 (火)

『恐ろしい虹』 ~ もうオリンピックどころじゃない

長雨が止んだ。 隣人から「虹が出ている」と電話があった。 まだ濡れているベランダに出たら、ぼんやりと美しいとは言い難い、虹らしいものが見えた。 何とも言えない嫌な感覚に襲われた。

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     数枚撮った写真はこれ以上でもこれ以下でもない・・・・自然な画像である。

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またまた想定外の事態が起こった。 川の決壊とはいえ、3・11の津波の画像そっくりの映像が茶の間に飛び込んだ。 

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          日本列島のもろさ、軟弱さがありありと認知された瞬間

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日頃から危惧していた事態も起こった。放射能除染ゴミが流され、ばら撒かれた。風雨に紛れてどれだけの放射能が移動したことだろうか? 行政は知らんふり。 このゴミ、東電前に持ってってよ!官邸前でもいいけど・・・

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眠れぬ朝を迎えていたら、ドシンと来た。何と震源地は東京湾!ついに来たか! と思いきや、害がなかったせいか、災害に慣れているせいか、民衆は冷静。

翌日は阿蘇山噴火、桜島、箱根、浅間と列島の火山は爆発続き。 こんな、状態でオリンピックなぞに税金をつぎ込んでいる場合じゃないと思うのはオカシイのかな?

いい加減、税金ばら撒きはやめて、列島=国民の安全のために一刻も早く、安保法案を廃案にし、川の決壊を防ぐべく防波堤を創り、原発再稼働を停止、放射能汚染対策に尽力していただきたい。 オリンピックスタジアムなんぞ作っている場合じゃあない! 

 国民は安全を守るために税金を払っているのだ!

頭の良いハズの日本人はどこへ向かっているのだろうか 

2015年9月10日 (木)

土砂降りの日に届いた ~ 『会津金山南瓜』 

ピンポン! 朝早く届いたのは老兄の菜園で採れたカボチャ。 母の実家から種を分けてもらったそうである。 先月はジャガイモと人参と玉葱が届いた。人間との対話より植物との対話の方が心安らぐらしい。特に3年前に長男を亡くしてからはことさらに、菜園にのめりこんでいる様子。 まるでヘルマン・ヘッセのごとし・・・・

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サテ、この2キロのカボチャをどう料理しようか・・・・カボチャパーテイでもしなくちゃ・・・。 食べ頃は1か月後らしい。名前は「会津金山南瓜」とのこと、どんな味なのか楽しみ 

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園芸メモを覗きこんだら、こんな風に自筆のイラスト入りで丹念に書き込んであった。 肺がん宣告を受けながら、なんとか理性を保ちつつ生活しているようである = 拍手

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2015年9月 4日 (金)

『雨に咲く花』 ~ 信濃追分

今年の追分の3日間は連日雨だった。 例年と同じ場所に咲く花たちも、雨の風情でまた違った表情を見せていた。 夏の果てのくたびれた花が息を吹き返し, 秋を前にとっても新鮮な瞬間。心がきれいに洗われるような・・・・・・

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有名蕎麦屋「ささくら」の玄関前に咲いていた小さな花 = レンゲショウマと言うらしい。80センチぐらいになり、茶花にも用いられると言うけれど、小さくて、蕎麦屋の客に踏みにじられそうだった。

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               民家の前のコスモスも秋を想わせる

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                やはり、この花は雨によく似合う

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                     水滴いっぱいのむくげ

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                         水引もイキイキ・・・・

2015年9月 3日 (木)

『新聞の立ち位置』 ~ 斉藤美奈子

30日の全国一斉デモの希薄なマスコミ報道が気になっていたが、斉藤美奈子氏の9月2日付東京新聞「本音のコラム」記事にはニヤリ。

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 安保法案に反対する八月三十日の一斉デモを、翌三十一日の東京新聞は紙面たっぷり割いて伝えた。同日の全国紙はどうだっただろう。 

朝日新聞は一面のほか二面、社会面でこれを扱い、毎日新聞も一面で報道、社会面に抗議行動の広がりを示す全国地図を掲載した。

苦笑したのは読売新聞だ。社会面に載った小さな記事の見出しは「安保法案『反対』『賛成』デモ」。二十九日に新宿で行われた賛成デモ(主催者発表で五百人)と、国会前の反対デモ(同十二万人)を同列に扱い、さも意見が拮抗している風を装う。写真も二枚。

が、ここまではまだマシ。笑いがひきつるのは産経新聞だ。社会面の記事の見出しは「周辺、雨中騒然」。<国会正門前には参加者が詰めかけ、騒然とした雰囲気になった> <警察官が静止する中、参加者が策を乗り越えて車道にあふれ、車道がふさがれる状態が夕方まで続いた> などの文面には「デモ=騒擾」とみなす姿勢がありあり。

公安関係者に取材し、SEALDsについては<洗練されたクリーンなイメージで存在感を示しているが、実態は不明な部分もある>。

読売が御用新聞風なら悪意に満ちた産経の報道は、もはや市民の敵レベル、特高警察風である。市民運動に対する認識も五十年古い。ジャーナリズムの看板はもう下ろしたら?

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…

ここ数日はどのチャンネルも「エンブレム」一色! マスコミまでがなぜこうも個性が無いのだろうか? ああ、また税金が無駄になるウ・・・ 

2015年9月 2日 (水)

『今』を観る・語る・伝える ~ 油やキネマIII

信濃追分の晩夏恒例の「油やキネマIII」が開催された。今年の上映作品は

● 「Last callー科学者たちの警告」● 「みつばちの大地」● 「花はどこへいった」   ● 「石川文洋を旅する」 

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                      看板が雨に濡れて

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          開場のスペース710は50人も入れば満席の小さな空間

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かっては旅館だったという「油や」さんは現在、部屋を小さなギャラリーとして、信濃追分文化磁場として活動。 


上映後、監督や出演者などのトークがあり、観客との対話も楽しみの一つ。

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『花はどこへ行った』の監督、坂田雅子さんはフォトジャーナリストの夫、グレッグ・デイビス氏(米軍兵士として南ベトナム駐留し枯葉剤を浴びた)を突然肝臓がんで失った。その後、自らもカメラを買い、ベトナムを訪ね戦後30年たっても人々を苛む枯葉剤の影響を映像化、夫の遺言として次世代に託した。

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グレッグ氏との出会いから別れ、ベトナムの今、等を企画者の赤松千里さんが質問。

              兵士はどこに行ったのだろう 長い時が過ぎた 

              兵士はどこに行ったのだろう 今はむかしのこと・・・ 

              兵士はどこに行ったのだろう みんな墓の中に 

              いつになれば人は学ぶのだろう・・・

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『石川文洋を旅する』の出演者本人のお話。 出生地の沖縄からベトナムまで話したいことが山ほどあってなかなか終わらない・・・。 昼はM社の給仕をしながら、定時制l高校に通学、いろんな人との出会いと人間関係が人生をつくる・・・・。

60年安保を経て、民意を尊重しない政府に嫌気がさし、外国への無銭旅行に旅立った。結果として、ベトナムに4年滞在し撮り続け、フイルムを売りながらの生活が続いた。
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お二人はA社勤務時代の仕事仲間なのだとか・・・。 石川氏の人柄がにじみ出たお話でした。

★ 沖縄もベトナムもハワイもリゾートで戯れてばかりいないで、チョット前の過去の出来事に心を開くことが平和につながるということを覚えておいて・・・・

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