『トルコ文学越境』 ~ 都の西北にて
6月20日: 中東文学研究会主催の講演会が開催されるというので、 早稲田の森へ出かけ、若い風に吹かれてみたかった。
中東文学の30代~50代の(トルコ・ペルシャ・アゼルバイジャン・アラブ・トルコ系ドイツ移民の文学等々若き研究者たちが勢ぞろい。 文学も歴史、民族とともに変化し続けてきたことが実感でき、なかなか興味深い講演会でした。 文学にもデイアスポラがあったことを初めて認識。 文学を通して理解を深めることの可能性に期待したい。
トルコは「アジアとヨーロッパ」の架け橋として、発展してきた。
1) オスマン語(アラビア文字で書かれたトルコ語)、オスマン帝国におけるトルコ語(1453~1839)
2) オスマン語からトルコ語へ(1839-1922-1923-1950)
3) 方言の繚乱1950-1980:トルコ農村小説の時代
日本におけるトルコ文学の若い研究者として、最近、オルハンパムックの新訳をどんどん手がけているようです。
トルコ国民的作家(クルド人)のヤシャル・ケマルを偲んで: 彼がなぜ愛されたのか、最後の作品などについて説明。未邦訳なのが残念。
土曜日なのに、学生風の若者たちが涼んでいた。校舎は建て替えられて、トイレもエスカレーターもピカピカ完備だけれど、無機質な感じ。 学生からナントカフェスタのビラを配られたので、「今の、政局をどう思うか? 間もなく選挙できるのね」と質問をしたら、「ハイ、頑張ります!」とお利口さんの返答。
おばさんがなぜキャンパスをウロウロしてるのかって?
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大隈さんの銅像付近は、昔からごった返しています。
帽子に信号機を取り付けたほうがいいと、ずっと言われてきたくらい。
学生さん、なかなかおしゃれですね。
投稿: こはる | 2015年6月23日 (火) 16時20分
もっと広々としたところかと思ったら、意外に狭いのですね。
校舎はホントニ綺麗でした、オフイスみたい。
落書きもない(o^-^o)
今は、バンカラ学生じゃなくてお利口さんばかりなのかも・・・。
投稿: elma | 2015年6月23日 (火) 16時33分