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2015年3月

2015年3月15日 (日)

再訪 ~ 陶器の店 「Kepenek Keramik」 

2012年の秋、Kepenek Keramikを再訪。 店頭は相変わらずでしたが、陳列棚は少し変わって、素朴な味わいの新しい動物たちが並んでいました。

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              これはフクロウたちと頭に石榴を乗せた人間?

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                  馬は代表格、カタツムリもいました


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オウナーのアイシェさんにも会えました。 娘さんは日本語を勉強しているそうです。

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前年同様アイシェヌルさんも元気そう。  ナントナント・・・翌週結婚するのだとか・・・

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招待状をいただきました。 スケジュールによると結婚式の行事が3日間も続くようです。 まず、女性だけのパーテイ、その翌日は花嫁を吟味して祈祷、翌日、祈祷と食事会、夕方 結婚披露宴・・・・・と花嫁は忙しい! 昔の日本みたいに、時間をかけるようです。是非出席して異文化に触れたかったけれど、あいにく日本へ発つ日なので出席できなかったのが悔やまれます。

今頃、アイシェヌルさんは子育て中かも知れません。

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      自分で創ったという『テントウムシ』=幸せのシンボルもいただいた

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後ろにはアーモンドの砂糖菓子(名前は忘れた)・・・・このお菓子はカトリックの祝い事でも用いられるようです。 

2015年3月13日 (金)

千羽鶴は泣いている・・・・

 3月11日(水曜日) 13:00~ アンカラの日本大使館前で原発設置反対集会の案内

    ●日本のフクシマ事故は進行中、なぜ売りつけるのか? なぜ買うのか?

        https://www.facebook.com/nukleerkarsitiplatform?pnref=story      

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                                                                                  Photo by NKP

2015年3月10日 (火)

忘れないための問題 

4年前: 凄まじい勢いで、海が陸に向かって来た。そして、こともあろうに故郷の原発が壊れたのだ。 目に見えない、得体の知れないモノがうごめいた。 以来、福島はフクシマになった。 行き場所のない黒いビニール袋の山があちこちに・・・・安全推進を進めるのなら、この黒い袋の山をお持ち帰りいただきたいものです。 

本日3月10日の東京新聞:佐藤正明氏の「忘れないために」は10点満点の問題です。果たして何点とれるでしょうか? 6点以下は落第!

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① 暴言を吐いた初代から何代目になるのやら・・・・この顔は旧総理の義弟旧NHK局員らしい(やっぱり、NHKっていかがわしい局なんだなア・・・受信料払うのがバカみたい)。

② アンダーコントロールされてるってのは真っ赤なウソ! Aは世界に大ウソをついたことになる。英王子も騙されたかな?

③ 小泉さんもムッチーだったんだね~今頃きづくとは。 10万年の時間軸を想定するというフィンランドは先進国に違いない。 ホカロンじゃなくて・・・・

④ 9月で19回とか、被災地の問題解決よりも記録が目的なそうだから・・・・海外旅行?も49回、余計なスピーチで国民に不安を与える結果となった。

 ⑤ この苦々しい顔顔顔顔には見覚えがあるけれど、はすでに海外逃亡したらしい(今頃何をしてるやら)。 は自社ミスを棚に上げ、電気料を17%も値上げしてサッサと辞めちまった。 はかろうじてモタモタと処理をしているつもりらしい。

2015年3月 8日 (日)

陶器の店 「Kepenek Keramik」  ~ チャナカレ

トロイ遺跡へ行く途中に通り過ぎる小さな街、チャナカレには焼物の歴史もある。市には焼物の博物館もあり、街の中心にはこんな陶製の像が建っている。

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  題材は鳥や馬など動物が多い、なぜか? 次回は博物館へ足を運んでみたい。

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旧市街のハン(隊商宿跡)には本屋、カフェ、ブテイックなどが店を並べている。 ステキな陶器の店を見つけました。 可愛いアイシェヌルさんが店番をしていて、コーヒーをごちそうになった。 彼女も作陶をするのだそうですが・・・・店番の方がメインなのだとか。

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        店先には招き猫?が座布団の上で、グッスリ! 実はノラ猫。

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店内はこんな感じ、やはり、トロイ遺跡の発掘物のようなデザインのものが・・・また訪ねたいお店の一つである。
                                 http://kepenekkeramik.com/


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作陶していたウスタが「日本人は災害にめげず、頑張っているね」と褒めてくれました。2011年の6月のことでした。

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これは床のタイル、店の女性オウナー、アイシェさんの作品なのだそうです。我が家の床がこんなカワイイ絵柄だったら・・・・踏めない!と思った。

2015年3月 3日 (火)

トルコの文豪 ヤシャル・ケマルの遺言

危篤中であったトルコ現代文学の文豪(Yasar Kemal)が2月28日亡くなった。 ノーベル文学賞作家のオルハン・パムックを凌ぐ国民的作家であったが、残念ながらいまだ一冊も商業ベースでは邦訳されていない。1973年にはノーベル文学賞にノミネート。 享年91歳。

2014年11月、ヤシャル・ケマルはビルギ大学で行われた彼への「名誉教授」号授与式典を、健康上の理由から欠席。その際、ヤシャル・ケマルが寄せたメッセージが愛読者らに向けた「遺言」となった。 世界は彼のメッセージを心から受け止めねばと思う。Lale2_3
一つ、私の本の読者は『人殺し』になりませんように、戦争に反対しますように

二つ、人間が人間を搾取することに反対しますように、誰も他人を見下すことがありませんように、誰も他人を同化させることがありませんように。 人々を同化させようと躍起になる国家や政府に、そのチャンスを与えませんように


私の読者には知ってほしい、一つの文化を消滅させたものたちは、その彼ら自身の文化や人間性もその腕から離れて行ってしまい、無くなってしまったということを。

私の読者は、貧しき人々と共にありますように。貧困は全人類の恥ですそして私の読者、みなさんが、困難から解放されますように。 

                                            (翻訳: 原田星来)Yasarkemalinokurunavasiyeti5356135
                              Photo by Milliyet

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                                                                                         Photo by TRT

2015年3月 2日 (月)

映画 『縫い裁つ人』 ~ きめ細かな映像

なぜか、この映画をどうしても見たいと思った。 マイナーな映画だし、それほど混んでいないだろう・・・・と思ったら、「お席はあと3席です」と言われた。 ミニシアターとはいえ、連日満席ですとのこと。 観客を見渡せば、品の良い女性ばかり(おじさんも少し)・・・。 コレハ当たり!だと予想した。

映像の始まりは、先ず、『ハサミ』そして『ボタン』がアップ。 西洋の古いムード漂う仕事場に、足踏みミシンが一台。 主人公は祖母の洋装店を引き継いでいる。 祖母が縫った洋服のお直しも引き受けている。 まだ若いのに「頑固じじい」のように祖母の流儀を守っている。 タイトルはぬいたつ人ではなくつくろいたつ人である。

作品の洋服は「買わない理由が見当たらない」というほどのセンスの良さ。ブランドにしないかと企業から再三話を持ちかけられても答えは「No」。

使い捨て時代の現代に、服をいとおしむ心と優しさの大切さを訴えかけ、最後にジワーッと目が潤むほどの感動を与えてくれる。 公式HP → http://tsukuroi.gaga.ne.jp/

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                                   (写真: 監督のブログより)

 

監督三島有紀子のコメント: 

● 「いつかテーラーという職人の生き方を撮りたい」と思っていたそうですね。

父が神戸のテーラーであつらえたスーツを生涯ずっと大切に着ていたんです。そこで、いつか「洋服のつくり手」を描く作品を撮りたいと思っていました。

● 監督という仕事も主人公、市江のように「自分と向きあう仕事」だと感じています。

向きあうばかりです(笑)。今回の撮影では「市江にとって本当に大事なことはなんだろう?」と考えつづけました。それはつまり、「自分にとってなにが大事か」を考える作業でもありましたし、他者と向きあい続ける作業でもありました。

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