ヒステリー?
このところ、日本中のマスコミが翻弄されている。 どのチャンネルも紙面もおなじみの中東学者たちが喧々囂々意見を述べているがラチがあかない。 フクシマがメルトダウンしたとき、原発がどんなに危険かを論争してる様は「ヒステリー症状」とも言われた。 この騒ぎもそんな状況なのかもしれないが、未だフクシマはコントロールされていないことを忘れてはならない。
愛読している辺見庸氏のブログにはこんな言葉が掲載されていた。
・・・・・・・「皇軍」は中国における「もっとも野蛮な反世界」であったのだ。気まぐれな斬首と24時間のべつまくなしのビンタと強姦をだれよりもこのんだ反世界。
おどろくべき歴史観と非人間観と手前勝手な(反)世界観と壮大な忘却。その頂点にエンペラーを後生大事にいただいていた。そうではないかね、安倍君。この機にじょうじて9条をかんぜんにつぶす気かね?そうしたら、どうなるか気がついているのかね。「汚辱の世界史」でも読みたまえ。
世界が反世界を堕ろしたのだ。米国が日々だらしなく流産しつづけているもの。欧州がけふも堕ろしつづける「人権」と貧困とテロルと反イスラムと反移民。 ぶざまな無限パロディー。そして、反世界こそが現世界を産んだのである。いつも血だらけの流産なのである。わたしらはみな畸形である。ああ、また孕んだのだな。そのくりかえし。
ウサギオイシカノヤマ……とかハナハサク……はやめたまえ!その歌はキミガヨとともに、反世界の呪わしい弔歌であることに、まだ気がつかないのかね。安倍君、ぼくは君と君のコクミンがきらいだ。
前回選挙の25%の仲間ではないが、「君のコクミン」の中に自分も存在すると思うと身震いがする。
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