『四季の花』 ~ 大沢民子木版画作品集 (木魂社)
昨日(12月6日)、木彫家、大沢民子さんが逝って1年、友人たちの意思により版画集が出版され、その記念パーテイが日本出版クラブ会館で開催されました。
相変わらず、大勢の方が出席され、その交友関係と人間の深さがうかがえ知れた会になりました。
常に聖書的な生き方をしつつ、飄々として、質素で贅沢、自由で自立した女性・・・・美味しい食事を囲んで会話は弾みました。
版画家、宮本典刀氏の序より: 「図柄についても、決して奇抜なものはなく、色彩についても、自然に忠実で、全体には、素朴で、おおらかで、やさしい作品になっていました。彼女の何気なく見せる気配りと、気遣いにどれほどの人が癒されたことでしょう」
門下生展覧会で自作品を背に
テーブルフラワーの花たちにも大沢さんの雰囲気が漂っていました
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