フォト
無料ブログはココログ

« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »

2014年12月

2014年12月31日 (水)

おおつごもり

今日はおおみそか、他にもおおとしおおつごもり・・・と年度最終日の表現のしかたがいろいろ。

「おおつごもり」と言えば、一葉の作品がピンと頭をよぎり、明治時代の赤貧の人々の年の瀬を想像してしまうのだが、「つごもり」「つきごもり」で、月が太陽と同じほうこうにあって、暗い半面を地球に向ける新月の夜の意味なのだとか。

赤貧という言葉も現代では一般的ではないけれど、ひどい貧乏ということで、常識の範囲。 モノが増え続けて、片付けができないでいると「赤貧洗うが如し」に一瞬憧れたりすることも。 お正月じゃなくてもお餅がが食べられる、フレンチもイタリアンも・・・飢えを忘れてしまった日本に、この平和がいつまで続くだろうかと時々不安になります。

食べるを控えれば = 健康になる  と主治医は言いました   

007

目黒の大円寺境内のかわいいお地蔵さん、水を飲んでいるのかそれともお酒?

2014年12月29日 (月)

れい子さんから電話が

136_3お気に入りの木彫の髪飾り作者、探していた笠原れい子さんが見つかりました。 さいたまの都幾川で木造建築を手掛ける建築家(都幾川木建)と結婚され、高橋れい子さんとしてご活躍でした。 http://www.tokigawamokken.com/sitemap/

マイブログを見た千羽さんと言う方が教えてくださいました。 早速、ネットでHPにアクセスすると、いかにもれい子さんらしい愛くるしい作品が続々・・・・メールを送信したところ、お電話をいただきました

Photo_2 

現在、ご主人の設計のアシスタントをしながら、木彫以外にもオルゴール♪の作詞作曲をされたり、コンサートをされたり、自然をいつくしむ生き方をされているようです。

来年は是非、アトリエにお伺いしたいと思います。

千羽さんに感謝

れい子さんのHP 天と星地の花 アトリエ「あゆす」はこちら→ http://www.ayusrei.com/

 

 ← 赤いろうそくImage9mpw1zgs_2Image4l5hhps9Image

              ほのぼのとした懐かしさがこみあげてきます


                

2014年12月24日 (水)

サンタがモミの木をつれてやって来た

今日はクリスマスイヴだとTVが言っている。 昨日は天皇誕生日だと言っていた。

毎日が日曜日だと、そういうことには無頓着になってしまう。 仕事をしていた頃は欧米のクリスマスは絶対休日が続くので、前日の23日が祭日なのはとっても迷惑なこと、ジングルベルスは忙しさを掻き立てる悪魔のメロデイーだった。

005_2

子供の頃は絵本の中のサンタクロースに憧れたけれど、トナカイもいないし、大きな煙突もない家には来てくれないだろう・・・・どうも 日本には居ないオジイサンということで、納得していた。 

ただただこってりしたバタークリームでバラの花に仁丹のような銀粒のついたクリスマスケーキは楽しみではあったが、それよりもお正月の方が、お年玉や新しい洋服などのプレゼントが多いので重要なイベントだったような気がする。

ところが、友人のクリスマスリースの展示会で木彫りの温かさが何とも良い感じの、こんなサンタと出会ってしまった。 伴侶としてズット一緒に居られそうな気がしたので、連れ帰った。 なかなか良い顔をしているなあ~

006
              身長8センチ: 桜の木彫  チェリーサンタ

2014年12月18日 (木)

♪バルーントマト + 最後の一葉♪   ~ ハイカケ農園

丹波で農業を営みながら絵を描いている灰掛博さんのフェースブックには時々面白い農作物や動物の写真が登場します。 さをり織もされるので、一度だけお会いしたことがあります。とってもご誠実でご清潔で万年青年のような方でした。 

自宅にギャラリーも併設、そのうち是非お邪魔(農作業の)したいと思いながら、まだ実現してませんでした。 (撮影:灰掛博)

10420373_404451706377261_2756638260

              夏トマト=夢は冬野を飛び立ちぬ (ヒロシ)

       10368408_404450803044018_1962835735
                このままトマトジュースにならない?

1982047_403357279820037_418231590_2
     最後の一葉: 見事に一葉だけ、まさか灰掛さんが描いているのでは・・・・

2014年12月15日 (月)

都心に初雪が降ったらしい・・・

12月14日: 師走の選挙は、マスコミ前触れ通りの結果。こんなに従順な国民で良いのだろうか・・・と疑問に思うのだが、結果は結果。 首相Aは民意を得たりと自信を持って集団的自衛権・消費税を実施、憲法9条まで変えようと意気揚々。

003

それにしてもノーベル賞を連発する国家の選挙民の2人に1人が棄権という現実は笑えない。 現在の政治に満足している国民がいかに多いかと言うことではないか? 行っても変わらないから行かないというのは理不尽すぎる。 

モチロン野党のポリシーも説得力はないけれど、簡単にスルーさせないためにも自公圧勝させるべきではなかったかと思うのだが・・・。

大衆はいつの世も付和雷同型、利口(考える人)になってもらっては困るのだ。 口に飴玉を含ませてやればチョロイもんだと… 飴玉は蜜の味、まるで麻薬のように・・・?

220pxshimonitanegi
                  オバカさん: 下仁田葱の甘き土

004_2
                 庭の隅: 貧困葱のヒョロヒョロと

2014年12月 7日 (日)

『四季の花』 ~ 大沢民子木版画作品集 (木魂社)


昨日(12月6日)、木彫家、大沢民子さんが逝って1年、友人たちの意思により版画集が出版され、その記念パーテイが日本出版クラブ会館で開催されました。 

003
相変わらず、大勢の方が出席され、その交友関係と人間の深さがうかがえ知れた会になりました。 

常に聖書的な生き方をしつつ、飄々として、質素で贅沢、自由で自立した女性・・・・美味しい食事を囲んで会話は弾みました。

版画家、宮本典刀氏の序より: 「図柄についても、決して奇抜なものはなく、色彩についても、自然に忠実で、全体には、素朴で、おおらかで、やさしい作品になっていました。彼女の何気なく見せる気配りと、気遣いにどれほどの人が癒されたことでしょう」

006_4 

                   門下生展覧会で自作品を背に

009_4
002_2
006_7     テーブルフラワーの花たちにも大沢さんの雰囲気が漂っていました

015_3
                     日本出版クラブ会館(神楽坂)

 

2014年12月 3日 (水)

『と』 じゃなくて 『は』 ~ 流行語大賞

『師走の変』と題して、文芸評論家の斉藤美奈子氏が本日の「本音のコラム」(東京新聞)で述べていた。

 なぜ12月に国論を二分する重要法案が可決されるかと言えば、国会の会期末ぎりぎりにバタバタと駆け込み採決に持ち込むからだ。 いわば暴力可決である。今年の流行語大賞は「集団的自衛権」「ダメよ~ダメダメ」じゃなくて、『は』で連結させるべきだろう。 「集団的自衛権ダメよ~ダメダメ」。 流行語では官邸も批判できまい。選挙戦でも使用しよう!

今朝、心臓をわずらっている友人から「形見をあげたい」、と電話があった。 師走の訪れが早く感じられる。 ああ・・・・・・アレモコレモ片付けなくちゃと心ばかりが焦る師走が始まった。 

002_2
   

               雨上がりの紅葉狩り、うっすらと赤い葉が見える (六義園)

r           

2014年12月 1日 (月)

「花嫁」は日本文学の先生

長年、日本に留学し、明治時代の日本文学を専攻していた友人から写真が。 現在トルコの某国立大学で日本語の教鞭をとっているので、このまま独身で学者人生を全うするのかなあ・・・と思っていたら、めでたく結婚! 本当におめでとう

25102014_11
日本での留学時代は暇さえあれば日本文学の本を読んでいました。 トルコ語作文を添削してもらうと、目の前でさらさらと赤ペンで(日本語で)訂正してくれました。

最近のトルコでも「日本文学」のジャンルが広がりつつあるようです。彼女から『田山花袋』の話がでたりすると、3歩下がりたくなります 

「オモテナシ」や「和食」ばかりじゃなく日本人が忘れかけている『日本文学』を受け継いでいただいている・・・そんな感じがしてしまいます。 

« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »

2023年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31