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友人がイギリスは初めてという夫君を連れてのイギリスの旅から帰国した。恒例の海外旅行なれど、個人旅行で、手配も荷物持ちも、通訳もすべて妻である友人の役割。 ならば、行く先も彼女任せ?と思いきやマルクスの墓に行きたい、漱石の下宿した家に行きたいとか要望が次から次へ・・・、気に入らなければ、帰りたいとか、来なければよかった等々途中で駄々をこねるらしい(笑)。
ロンドンぐらい、地図を片手に一人歩きさせれば?と助言したけれど、妻がいないとダメみたい。 ヤレヤレ、全共闘系思想家男子は自立できない種族??
大きい坊やを連れ歩くのはさぞかしお疲れではないか・・・と余計なことを考えてしまうのだが、それほど嫌でもなさそうである。
こちらは聴いているだけで、耐えがたき思いなのだが、友人はとっても優しくて佳い人なので、夫君の言い分を尊重して懲りずに出かけるのである。 夫唱婦随なのか夫婦愛なのか・・・・永遠の愛を誓い合った関係には計り知れない世界があるのかなア~
あれエ~、一匹だけこっち向いてるのがいるよ~
秋のトルコは石榴があちこちで目に留まります。日本ほど酸味が無く美味しい。
一時期、更年期障害には石榴ジュースが効く!という健康雑誌で話題になったことがあった(更年期に減少するエストロゲンが含まれているということで)。
その作用だろうか?友人とともに石榴3個とグレープフルーツのミックスジュースを大ジョッキでごちそうになった。 せっかくのランチなのになんとなく気分が悪くなって、ほんの一瞬、食欲不振状態。 どうも大ジョッキが良くなかったようである。
友人ともども同じ症状だったので、やはり石榴にはエストロゲンが含有されているのだと確信することに。
最近、瓶詰のザクロジュースはスーパーの店頭には見かけなくなったけれど、更年期外来でエストロゲン注射をした方が効率的なのかも。
赤いザクロ酢も美味しい。 トルコ旅行の折には是非エストロゲンたっぷりのザクロジュース(Nar Suyu)を飲んで、ザクロ酢(Nar Sirkesi)をお土産に!
著者はイグ・ノーベル賞受賞のドクター、 医者の僕がやっとわかったことという副題がついている。 受賞対象は心臓移植をしたマウスにオペラ『椿姫』を聴かせたら何も聴かせないマウスより平均40日も心臓が動き続けた(他にもいろいろ試したが椿姫がマウスが心地よいと感じる音だと推測される)。
奇想天外なことを期待して読み始めると極端な延命のノウハウなどではなく、医学の良識が分かりやすく述べられている。 まずは老化を受け入れる。 老化を病気と勘違いして、薬で治そうとするのは危険。
大学教授や院長やその道の専門医が必ずしも名医とは限らない。手術をするだけなら人柄性格は関係なく、手術が上手ならそれでいい。命に係わる病気の時は人生観を持っている人の方が信頼できる。医者を決めるのは、結婚と同じ、波長が合う医師が自分にとっての名医。
新薬に安全性を求めない、本当の人体実験は薬が売り始められてから開始される。がんになる可能性を引き受けるのなら喫煙という選択もある。医療は壮大な人体実験であるが、近藤誠医師のようにその人体実験に加わらない選択肢もある。
結論は医者も病院も薬も「縁と運」ということであろうか? 患者として読んで良かったと思える良書であった。 それでは、椿姫のCDを聴きながら深~い眠りに
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