『油やキネマ II』 ~ ドキュメンタリー映画を軽井沢で
映像デレクターの夫とイベント企画好きの妻が昨年から信濃追分の『油や』で開催している4日間のドキュメンタリー映画上映会に、初参加。 そもそも『油や』というのは旅館の隠語であるそうな・・・・5年間閉じられていた旅館を買い取って一階はギャラリー、二階は素泊まり旅館へ。今や、信濃追分文化磁場となっているようだ。
詳細はこちら→ http://aburaya-project.com/
「油や」の主は猫好き、招き猫がオイデオイデ、この木彫り猫はなかなか味がある
振り返ると、猫の大群がオイデオイデをしている
カフェの名前も猫! カップも猫!
猫に興奮していたら、いよいよ映画が始まる時間
14:00~上映会とゲストトーク、16:00~「ゲストと語ろう」夕暮れバー、18:00~ 「夕食会」 となかなか高原にふさわしい楽しい集いでした。
『映画 日本国憲法』 監督:ジャン・ユンカーマン
2005年の作品、憲法とは誰のためのものか、戦争放棄を誓った全文屋9条をどう考えるのか。 憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界的な地の巨人たちが語った貴重なインタビュー集」ということで、憲法としっかり向き合わなかった自分にとって目から鱗。 より多くの日本人、特に若い人たち、そしてわかってない政治家たちに見てほしい。「九条はアジアへの謝罪であり贈り物である」を実感。
『毎日がアルツハイマー』 監督: 関口祐加
監督が2年半母の喜怒哀楽を通して、病気を見つめる。 痴呆症から認知症へ・・・アルツハイマーはその代表の病名になったかれど、映像として見つめると実感がわく。次作、『毎日がアルツハイマー2』ではイギリスへ旅立つらしい。 現在全国で上映中。
残念ながら、次の池谷監督の作品は見ないで帰ることに・・・・来年は4日間滞在しよう。
『蟻の兵隊』 監督: 池谷薫
第二次世界大戦後も中国に残留し、中国の内戦を戦った2600にんもの日本軍部隊があった。世界で初めて「日本軍山西省残留問題」に、正面から切り込んだドキュメンタリー。
『先祖になる』 監督: 池谷薫
2011年の東日本大震災後、人はどう生き抜くか。 「その人は森で木を伐り、自分の家を建て直した」。岩手県陸前高田在住、佐藤直志77歳の震災後を描いた愛と勇気のドキュメンタリー。
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