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2014年9月

2014年9月26日 (金)

健在! ミシェル・ルグラン

眠れないので深夜のBSのスイッチを入れたら、ミシェル・ルグランナタリー・デセイのヴェルサイユ宮殿でのコンサートが放映中だった。

 

020_3ミシェルルグランと言えば、フランスミュージカルでおなじみ、「シェルブールの雨傘」や「ロッシュフォールの恋人たち」他にも「おもいでの夏」「愛と哀しみのボレロ」「栄光のル・マン」エトセトラエトセトラ・・・・我青春の1ページを想い出させる映画作曲家でもある。思いがけず、健在ぶりを発見できてウレシイ!

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              宮殿庭は夕暮れが迫り、夜になる・・・・・・・

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           82歳の現役が時折唄も披露しながら鍵盤に指を走らせる

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    共演のソプラノ歌手、ナタリー・デセイ(Nathalie Dessay)、その美しさにもうっとり

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ハイライトは「シェルブールの雨傘」のデユエット、アメリカとは一味違うオトナのコンサートを堪能、気が付くと夜が明けていた。

2014年9月20日 (土)

ねこの居場所

 街を歩けば猫にあたる・・・・トルコを歩いているとそんな感じがする。 秋の終わり、チョットうすら寒い日に見かけた猫は親子だろうか? バイクの上で居眠りしていた。 誰かが避妊しないまま餌付けをするので、猫集団があちこちに存在している。

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                                               トルコ、チャナカレの街で

2014年9月16日 (火)

カワカマス (Pike) ~ 深海魚の王様

こんな魚の絵葉書が届いた。 

”大きくて恐ろしいカマス(Giant Pike)”

これはカワカマスという魚で、湖の奥不覚に棲み、気性が荒く、フィンランドの文学や文化では太古の神秘的な獣として存在しています。神話の世界ではいわば淡水魚の王様なのです。 という説明がついていた

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日本では特定外来生物で、愛玩飼育は許可されていないとのこと。 北半球の低水温に棲むらしいので、地球温暖化が進めば存在できなくなる.・・・・・いわゆる絶滅危惧種になるかも。

250pxpike_caught_frog                                                                                Photo by Wikipedia

蛙を飲み込む・・・・・かなり獰猛。 フランスのリヨンではカワカマスの”つみれ団子”が有名らしい。 大きいだけに大味で、日本風塩焼には向かないのではないかな? 一度はお会いしてみたい(*^-^)

2014年9月10日 (水)

水準の高い人 ~ 中村哲さんのお話

アフガンで井戸を掘る医者でおなじみ、中村哲さんのお話を聴く会が9月5日練馬ココネリで開催(「ねりま市民の会」と「ペシャワール会」主催)

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世の中には気立てのよい人と悪い人がいる。 気立てのよい人となら民族宗教男女を問わず一緒に仕事ができる。  
アフガンに医者として赴任したものの、いつの間にか30年・・・・その経過をポツポツと話す。 

彼の偉業を単なる「趣味」と一笑する族もいるけれど、そう言われたところで哲氏は怒りもせず、「そういう考え方もあるかもしれません」 ところで、「あなたの趣味は?」と返答するのではないだろうか?その時は「競馬とパチンコ」などと答えないでいただきたい, せめて「馬を愛でること」と「指の運動」とか(◎´∀`)ノ

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数年前の日本人スタッフ事故死以後、日本からのスタッフを受け入れていない。現場は現地の人間ができることをモットーにしているので、高度な機械作業ではなく江戸時代の工法などを参考にしているという = ナルホド

こんな話を聴くと、日本政府が途上国にばらまいている我々の血税はどのように使われているのか?その結果何を生み出しているのか? ムムム・・・・・・
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       100の診療所より一本の用水路を・・・・操縦しているのは中村氏

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井戸を掘ることによって砂漠が緑地に甦り、人間も戻ってきた。 干ばつと洪水が人間の居住地を奪うことに、アフガン人99%の希望は「三食たべること」と「家族と一緒にいられること」。  「集団的自衛権」とは「欧米列強国と一緒に戦うこと」との発言もしっかり。

金子兜太ふうに言えば、中村哲氏は人間としてかなり水準(レベル)の高い人物ではないだろうか?  
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市民の会代表の池尻成二氏司会の質疑応答で、僕に収入が無いというのは誤解で「僕は年金暮らしをしています」とのこと。 日本とアフガンの架け橋となった小さなドクターに大きなエールを送りたい。 

2014年9月 9日 (火)

夏の終わり

8月末の軽井沢(追分)は避暑客も途絶え、静かである。 そぞろ歩きをしていると懐かしい草花に出会う。

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たとえば、「ダリア」。 子供時代はどこの庭先にも咲いていた。匂いが悪いので触らないようにしていた、しみじみ眺めると花びらが重なって美しい!

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      アザミにもいろいろあるけれど、小さめの可憐な姿は日本の絵柄

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               葉陰に黒く光っている粒粒、 ガレの壺を想わせる「山葡萄」”甘~い”

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           ♪The last rose of summer♪ を思わせる梅雨の花

2014年9月 6日 (土)

『たんぽぽ舎』 25周年 ~ 8月31日(日曜日)

いつの間にか馴染みになってしまった「たんぽぽ舎」は発足後25年を迎え、舎の歴史を振り返り、広瀬隆とアーサー・ビナード両氏による講演会が催された。 会場の全水道会館は超満員!熱気にあふれていた。 

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              共同代表の柳田真氏が25年の歴史を説明

たんぽぽ舎はいち早く原発の危険を訴え続けてきた、日本における脱原発運動のリーダー的自立団体。  自分が出会って、間もなく予測されたかのように東電フクシマ事故が起こった。 事故後は「生活クラブ」などからの放射能測定問い合わせが殺到し、徹夜状態だったそうである。

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                   挨拶する共同代表者の鈴木千津子氏 

前史:  都庁公害研究会 → 都労連有志原発研究会

1989:  1986年のチェルノブリ事故を切っ掛けに鈴木氏が私費で測定器を購入

1995:  阪神淡路大震災 → 地震研究会  もんじゅ事故 → いろりばた学習会

1999:  JCO臨界事故 → JCO追及

2009:  たんぽぽ舎20周年 → 重大事にそなえよう合宿始まる

2011:  3・11東電福島事故 → 日刊メルマガ発信+スペースたんぽぽ⇒ 連盟発足

2012:  金曜行動(3月)+大飯原発止めよう行動(6月)・再稼働阻止全国ネット誕生

2013:  薩摩川内原発の再稼働の動き

たんぽぽ舎の目的:原発放射能・食品汚染から環境を守る

持続できた理由: 自立した集団と自立財政

政党や行政の資金はゼロ! 3・11以降は女性が多く立ち上がった

今後は

 福島を忘れない、福島によりそい、被害者支援、子供たちをガンから守ろう!

 原発再稼働に反対する、日本が再び「原発の時代」になることを阻止しよう!

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               広瀬隆氏の講演: 『日本の原発の現状』

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             地震列島にいつの間にか並んでいた原子炉の数

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予測は当たって欲しくないのだが・・・・理路整然とした広瀬氏の語り口は聴衆の心に響く
       

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          アーサー・ビナード氏の講演: 『戦争はつづくよ どこまでも』

作家・詩人でもある在日24年のビナード氏は時折落語を交え、アメリカでの少年時代のことなど笑いを誘いながら。

二人の講演をまとめるとアベコベ首相の大義名分に騙されるな!現実をしっかり見据えよ!と言うことにつきるような気がする。 それにしても、未来を担う若者の姿が少ないのはなぜか? もしかして日本の未来はナイ!?

 

2014年9月 3日 (水)

『油やキネマ II』 ~ ドキュメンタリー映画を軽井沢で

映像デレクターの夫とイベント企画好きの妻が昨年から信濃追分の『油や』で開催している4日間のドキュメンタリー映画上映会に、初参加。 そもそも『油や』というのは旅館の隠語であるそうな・・・・5年間閉じられていた旅館を買い取って一階はギャラリー、二階は素泊まり旅館へ。今や、信濃追分文化磁場となっているようだ。

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             詳細はこちら→  http://aburaya-project.com/

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「油や」の主は猫好き、招き猫がオイデオイデ、この木彫り猫はなかなか味がある

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             振り返ると、猫の大群がオイデオイデをしている032
                カフェの名前も猫! カップも猫!

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             猫に興奮していたら、いよいよ映画が始まる時間


14:00~上映会とゲストトーク、16:00~「ゲストと語ろう」夕暮れバー、18:00~ 「夕食会」 となかなか高原にふさわしい楽しい集いでした。

『映画 日本国憲法』 監督:ジャン・ユンカーマン

2005年の作品、憲法とは誰のためのものか、戦争放棄を誓った全文屋9条をどう考えるのか。 憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界的な地の巨人たちが語った貴重なインタビュー集」ということで、憲法としっかり向き合わなかった自分にとって目から鱗。 より多くの日本人、特に若い人たち、そしてわかってない政治家たちに見てほしい。「九条はアジアへの謝罪であり贈り物である」を実感。

『毎日がアルツハイマー』 監督: 関口祐加

監督が2年半母の喜怒哀楽を通して、病気を見つめる。 痴呆症から認知症へ・・・アルツハイマーはその代表の病名になったかれど、映像として見つめると実感がわく。次作、『毎日がアルツハイマー2』ではイギリスへ旅立つらしい。 現在全国で上映中。

残念ながら、次の池谷監督の作品は見ないで帰ることに・・・・来年は4日間滞在しよう。

『蟻の兵隊』 監督: 池谷薫

第二次世界大戦後も中国に残留し、中国の内戦を戦った2600にんもの日本軍部隊があった。世界で初めて「日本軍山西省残留問題」に、正面から切り込んだドキュメンタリー。

『先祖になる』 監督: 池谷薫

2011年の東日本大震災後、人はどう生き抜くか。 「その人は森で木を伐り、自分の家を建て直した」。岩手県陸前高田在住、佐藤直志77歳の震災後を描いた愛と勇気のドキュメンタリー。

2014年9月 1日 (月)

高原は秋 ~ 信濃追分

友人夫妻の企画する映画イベントがあるというので、信濃追分まで足を運んだ。 東京の蒸し暑さはウソのような涼しさ、さすが避暑地、夜は暖房。

付近をブラブラ散策すると、すっかり秋の気配、懐かしい植物に出会う。

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                コスモスが生き生きと咲いていた

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           ミズヒキ: 揺れているのでなかなかピントが合わない

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             ナルホド、熨斗袋の水引に似ている・・・・・

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          ほとんどの別荘はひっそり、ときおり犬の鳴き声もする

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              こんな表札の主は音楽家なのだろうか?

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        ムラサキ露草!わが家の花壇からいつの間にか消えてしまった

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            食べられる??  古株にキノコが生えている 

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          中はどうなっているのだろう・・・・・楽しそうなデコボコの家

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                    この黄色い花の名前は?

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