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2014年6月

2014年6月30日 (月)

玉葱の収穫

法要で兄宅を訪ねると、老兄が丹精込めて収穫した玉葱が軒にぶら下がっていた。 手先が器用で寡黙で几帳面な兄は、いつも黙々と庭の手入れや掃除・・・・と体を動かしている。 それに反して、連れ合いは口だけ動かし全く動かないのだ。 夫婦とはそんな関係でも長年連れ添っていられるのだナア・・・とため息が出る。

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            こうしてつるしておくと日持ちがするのだとか

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                  孫が捨てたものを拾ったのか・・・笑える

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                   山桜桃梅も赤い実をつけていた

2014年6月25日 (水)

東京のモスク

ここはどこ? 私は誰?・・・・・・ Burasi neresi? Ben kim?

ここは代々木上原にある「東京ジャーミー・トルコ文化センター」2000年にトルコによって再建されたモスク。  前身は1938年建てられ、老朽化のため1986年取り壊された「東京回教礼拝堂」(ロシア革命時にロシアから日本へ逃れて来たタタール系トルコ人たちの祈りの場所であった)

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トルコから建築職人100人が参加しただけあって、正真正銘の『モスク』、タイルもアラベスクも美しい!

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階下はホールになっていて、展示会や講演会などが開催されている(photo by Wikipedia)

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専従のイマームもいて、一日5回の礼拝、金曜礼拝には300人を超す人が集まるそうです。 礼拝以外時には内覧可能(ただし、女性はスカーフ着用)

2014年6月23日 (月)

梅雨の合間 ~ 南高梅のジャムをつくる 

昨年、南高梅1キロのジャムを試しに作ったところ香よく、色もキレイでとっても美味しかった。 今年は2キロに挑戦! 熟しかかった梅を湯煎して皮をむき、種を取って砂糖でコトコト煮るだけの作業。 かなり酸味のあるジャムなのでサマードリンクや照り焼きチキンの味付けなどにも適しているのではないだろうか・・・・・

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砂糖は健康のために素精糖を使用。 焦がさないように途中で3回ぐらい休んで色の変化を楽しむ。

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               煮沸した空き瓶に流し込んで、出来上がり!

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                     南高梅の花 (photo:Wikipedia)

2014年6月18日 (水)

花より木馬 ~ としまえん

遊園地で有名な「としまえん」のアジサイが見ごろということで、行ってみた。平日で園がお休みということもあり、子供の姿は殆どなく、カメラを抱えた高齢者が静かに散策。    紫陽花の寺や名所は数々あれど、ここは遊園地の中にあるというのがミソ。

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         それなのに名物の赤い電車も走っていないのはチョット淋しい

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              花だと思っているのはガクでホントの花はコレ?

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                       和菓子のような

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                       洋菓子のような

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                        浴衣絵のような

バラ同様、新種が年々増えてコレもアジサイ?と思える花もいろいろ、自然体の種類は目立たずひそかに咲いているようだった。

♪ 回転木馬 ♪

見つけたア~。子供の頃からの憧れの回転木馬(Merry-go-round) 

この木馬は1907年ドイツ生まれで、アメリカに渡り、ルーズベルト大統領も楽しんだという由緒あるものらしい。 動いてないのが残念無念

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昔、田舎にサーカスと一緒にやってきたぐるぐる回るだけの木馬じゃなくて、優雅にアップダウンするホンモノに憧れていた。 デスニーランドで乗った時は嬉しくて嬉しくて・・・。  今度は動いているときに来て絶対乗るぞ~!

と息巻いていたら何と上下運動は伴わず、回るとギシギシ音がするそうです。日本最古の遊戯機械ということで、御年107歳の高齢だからそろそろ現役引退なのかもしれないけれど、一見に値する見事な木馬である。

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あらら・・・ブタさんもいるけど、どうして? 舌を出してる!馬と一緒は息切れがするんだね

2014年6月16日 (月)

「歴史と文学」 ~ トルコベストセラー作家の講演会

イスケンデル・パラ教授(Prof.Dr.Iskender Pala) の日ト国交樹立90周年記念来日記念講演会が6月15日の日比谷図書館・文化大ホールで開催。

トルコ古典詩文学「デヴァーン文学」を題材とした作品を発表している現在もっとも旬な作家であるらしい。

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同時通訳を介して聞いたことが右から左へ抜けてしまうのだが、かつて、イランイラクとの外交手段は「詩」を介してであったという。(まるで平安時代の和歌の交換のようである)。

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徐々に物質的になり心の豊かさが失せてきてしまった。 歴史とは「Ask」愛である。 男女の愛を想像するだろうけれど、より深い愛であるのだ・・・と。

勝手な個人的見解をすれば、かなりイスラム的な真面目な倫理観を持った方のように思えた。 ベストセラー作家ということはより多くの国民に受け入れられているということ。

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駐日トルコ大使も駆け付け、トルコ文学を研究されている方々からの熱心な質問にも丁寧に応答が行われた。

主要作品

「シャーとスルタン=Sah ve Sultan」 「ミフマンダル=Mihmandaar」 「伝説-Efsane」「火=Od」「バビロンに死し、イスタンブルに愛す=Babil'de Olunm  Istanbul'da Ask」等々、 いずれもまだ邦訳はされていない。

 講演終了後、地下カフェでお茶を飲んでいたら、5分前に追い立てられ、トイレの中まで追い立てられ・・・・・会場の日比谷図書館はお役所仕事で時間きっかりにマニュアル通りのお仕事をしているのだった。

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            松本楼の納涼メニュー(鰻ごはん・タンステーキetc.)

それで、松本楼に場所を変え、梅雨の合間の暑からず寒からずの爽やかな風、まるでハワイの様な長閑な雰囲気に包まれたテラスて閉店まで長居。

2014年6月10日 (火)

嬉しいメール ~ 紫式部と朝食

Subaru_2イスタンブルから嬉しい知らせが届いた。

トルコの日本文学研究家で紫式部日記の翻訳者:Esin ESENさんから 「すばる」7月号にエッセイが掲載されたので読んでくださいとのこと。 

さっそく本屋へ駆け込んだ。 久しぶりに手にする文芸誌は新鮮な青い匂いがする。

トルコでも日本文学の世界が少しずつ芽生えて着実に成長してきているようである。 今後の活躍がとっても楽しみ

 

イスタンブルの紫式部、平安京の笑心(エシン)

. 紫式部に、この春のイスタンブルを見せてあげたい。そうだ、まずは夜明けのボスフォラズ海峡へ連れて行こう・・・・。空のうすむらさきが桃色にそまっていくあの時間に、二人で岸辺に立って、街の輪郭が物語るその過去に耳を傾けるのだ。なにせ、いつも騒がしいイスタンブルがもっとも静かな時間だから。

打ち寄せる小波の囁き、藁を編んで作った箒で地面を履く音。チャイをかきまわすスプーンの音・・・・。それが、この町の眼ざめの音だ。 海の匂い、都市の声に囲まれて、一緒にゆっくりと朝食を摂るのだ。

紫式部は文章の中で、ただの一度さえなにを食べたのか記していない。匂いにまつわる記述も皆無だ。 だから、彼女と食事をしたら、そのときこそ味覚と嗅覚がもたらす喜びを感じてほしい。  内容を一部掲載) 

10366253_301781806647844_3424413435           photo:  Face Book by Esin ESEN                                                            

Esinさんと式部がボスフォラズ海峡を眺めながら朝食・・・・・何を語るのかそっと聞耳をたててしまいそう。 想像しただけでワクワク



2014年6月 9日 (月)

雨の「明日館」でお茶を

久しぶりに旧職場の同僚と 自由学園(池袋)の明日館で会うことに。 雨のせいか静かでのんびり。 時折団体さんもやってくるけれど、一人静かに読書をするにはナイススポット。 ハンドメイド風のお菓子も美味しい! 日によってコンサートやウエデイングで貸切の場合もあり。 (入場料の10%は東北災害の義捐金へ寄付)

HPはこちら →  http://www.jiyu.jp/

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           カフェの小窓からの眺め (緑がイキイキ)

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        この雑誌で学んだ良妻賢母の方々も多いはず(現在も刊行)

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    創立者:羽仁もと子氏の著作集(どんなことが書いてあるのでしょう・・・)

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            現カフェ: 小さな椅子たちがお行儀よく並んでいる

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       旧食堂: メニューはそば・うどんじゃなくてサンドイッチとかオムレツ?

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          設計者のライト氏が自作のライトに照らされて立っている

天井の高さを抑えたのは彼の出身地、ウイスコン州の草原に由来する「草原様式」なのだとか・・・旧帝国ホテルの天井もかなり低かったなア。

2014年6月 3日 (火)

かたつむりのクッキー

このクッキー、数年前に干支を知っている友人が送ってきた。 一匹は食しても良いか・・・と思ったのだけれど、食べそこなって現在に至る

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実は一匹になったら淋しかろうと遠慮していたのである。他のカタツムリたちと仲良く遊んでいるようなので安心

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日光浴もさせてみたけれど、あまり好みじゃないらしい、やっぱり梅雨が好き?

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