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2013年12月

2013年12月31日 (火)

年末は風邪とともに

インフルエンザの予防接種は済ませたし、夜な夜な飲んだくれで出歩いてもいないハズ。 

なのに寒さがズッシリ身にしみた。そしてまもなく喉痛と咳、葛根湯では間に合いそうもなく主治医に駆け込んで、現代の薬を服用中、もう2週間にもなる。 

こんな時は気分が滅入り、弱気になるが、頭も働かず身辺整理どころではなく、整理整頓は来年へ持ち越すことに。 

我が家は「年越しそば」「お節」も関係ないのだが、「スミマセン年が明けるを待ってください」とお願いしたいところで、容赦なく2014年がやって来るのです。

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ブーゲンビリアを室内に入れたら「萼」がピンクになってきたので、咲くのかなあ~と思ったらこの寒さで散ってしまった。

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        チュニスから連れてきたネコは「祖国」を想い出しているのだろうか

 

2013年12月29日 (日)

灰にもめげず ~ 桜島小みかん

鹿児島から取り寄せたからとギネスブックにも登録されている世界一小さなみかんをいただいた。 確かに、小さくて可愛いのだけれど、しっかり種があります。種を蒔けば芽が出るかも・・・・・と思いながら種の保管を忘れてしまった。

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                 これでは、小ささがわからない

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                     直径4センチぐらい

むかしむかし、薩摩藩主が文禄慶長の役の際に、小みかんを持ち帰り桜島で広まったが、安永の噴火(1780)と大正3年の噴火で殆どが枯死。残った老木の一部が灰にもめげず育っているのだそうです。

2013年12月25日 (水)

Father Chrismas = Santa Claus

 

             Merry Chrismas

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                                designed by Kozo Chiba

今日はクリスマスということで、西洋では一年の最も大事な日、 家族とともに過ごす日になっているらしい。 我が家には子供時代からサンタクロースが来たことはないけれど、バタークリームたっぷりのクリスマスケーキとやらを食べた記憶はある。なぜか仁丹のような銀色のつぶつぶとバラの花のデコレーションケーキだった。

勿論サンタクロースの存在は絵本などで知っていたが、煙突のない家にサンタが来るはずはない、これは外国だけの行事だろうと思っていた。余りにも絵本と現実のギャップが激しいので信じ用にも信じられなかったけれど、どんなおじいさんなのか会ってみたいという思いはあった。Cid_003d01

イギリスではサンタクロースとは言わず、ファーザークリスマスと言うのだそうである。クリスマスデイナーは24日の昼にローストターキーとクリスマスプデイングを食べ、その後クリスマスケーキ・・・・という段取り。 24~25日は日頃教会に行かない人たちも教会に行き、26日はボクシングデー(Boxing Day)と言って使用人や牛乳配達・郵便配達人に贈り物(Chrismas Box)を渡すのだそうである。

コレは見習いたいと、綺麗に包装したチョコレートを新聞集金人と生活クラブの配達人に渡したらとっても喜んでくれた。 わずか300エンのチョコレートでこんなに喜んで貰えるのはこちらもシアワセ気分を味わうことになる。

世界には飢えや寒さで苦しんでいる人たちがまだまだ多く存在することを心のどこかで忘れないようにしたいものです。

 

 

 

2013年12月19日 (木)

『オスマン時代の衣装』 ~ ウエデイング

ミシンのない時代の花嫁衣装は東西を問わず、見事な手仕事の世界であったに違いない。 特に、オスマン帝国時代ともなれば、絢爛豪華。

花嫁たちの殆どは10代だったろうし、一生に一度の晴れ舞台は前後左右、どこから見ても見せ場になる。 おそらく、女の子が生まれた時から親たちは競って準備を始めていたのではないだろうか。

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           刺繍やオヤ(レース刺繍)がふんだんに施されている

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    木綿を金刺繍で飾り付けた素朴なドレスが花嫁の美しさを引き立たせる

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              後ろも見せ場、手を抜かずに飾り付けてある

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ローカル色のある衣装: このようなスカーフが今でも売られているが、その多くはミシン刺繍である。

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2013年12月18日 (水)

『オスマン時代の衣装』 ~ カフタン(女性編)

女性衣装はトルコでの制作、モデルはトルコのプロと学院の生徒が競演。あまりの華やかさに目を奪われてしまったけれど・・・ナントカ撮りまくりました。

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本来男性用前開き長着であったが、オスマン隆盛期にはスルタンの衣装とともに女性用も登場。 

文化人類学の分野では和服・漢服または狭義のロープやガウンと同じ前開長衣に分類されるそうです。

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              有名なトルコ民謡「黄色の花嫁」がモチーフ

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                   黒いベルベットのカフタン

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                 金の刺繍が豪華さを引き立てる

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              赤紫のカフタン:メブラーナ旋回舞踊をモチーフ

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                旋回時に美しく見えるようにデザイン

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                  赤のカフタン:刺繍は手縫い

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                    後ろも横も絢爛豪華

2013年12月15日 (日)

『オスマン時代の衣装』 ~ トルコと日本のコラボ (男組)

雑誌「装苑」でお馴染みの文化服装学院の2013年の文化祭作品ショーはトルコ生地を素材に用いた「INASE」がテーマ。デザインから縫製まで学生たちが完成させた、モデルも含めてプロに劣らぬショーでした。(主催はユヌス・エムレ・インステイトウート)

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1923年に開講した学院は日本及び世界のファッション業界で活躍する人材を多く輩出し、世界のファッションスクールベスト3に選出されているのだとか・・・どんな分野でも日本の                  若者たちには精一杯が羽ばたいてほしいものです。

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ところで、鯔背(INASE)とはなんでしょう? 広辞苑によれば、江戸日本橋魚河岸の若者が髪を「鯔背銀杏」に結っていたところから、粋で、いさみはだの若者、また、その容姿や気風とあり、 結った曲げが鯔の背中に似ていたとか、鯔はボラの幼魚・・・・・・・・・まさに「一心太助」のヘアースタイルなのか?

2013年12月12日 (木)

シイタケ農家と放射能 ~ フクシマからチェルノヴィリへ

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あの日以来福島はフクシマになってしまった。

津波では3万人死んだけれど、原発で死んだヒトはいないのだから「もっと気楽に生きれば良い」などとコメントする推進族(サクライヨシコ、カツマカズヨ、ソノアヤコ等々)にはこの辛苦を理解する能力がないのだと思われる。 

これは辛苦を舐めている多くの人々の氷山の一角の話として受け止めて欲しいと思う。

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               今までの状況を説明する宗像幹一郎さん

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4トンもの椎茸を捨てるということは身を削られる思い。安全だと宣言しているエライ人たちは堂々と食べるべきでしょう。

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6万本の原木を他から購入して栽培するも、線量が高く出荷はできない。35年の努力が消え、常連客も離れた。 県や東電に問合わせても「安全な方法でやってください」と言うばかり。行政も何が安全なのか理解していないから指示も出せない。

どうやって生きていけば良いのか、東電の賠償は20年、30年とつづくのか、里山は誰が守るのか・・・・・・。

福島の原木シイタケ栽培農家はチェルノブイリ原発事故の影響を調べるために、ウクライナ、ベラルーシ、ドイツへ自費で行った。

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ベラルーシ・ゴメリ州のリンゴ農家:原発地から150キロ

チェルノブイリ原発事故後に生まれた若夫妻、リンゴは地元でしか売れす、州が買い上げてくれるのでやっていけるとのこと。

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ゴメリ市森林研究所: 

これまで来訪したのはNHK記者と北大教授だけ、森林の除染は不可能言われ唖然とする。 森林火災が一番心配=セシウムが飛散し、周辺が再汚染されるから。

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生態系の中でセシウムがとう動くか、 森林総合研究所(つくば市)では福島県各地の森林の樹木、落ち葉、土壌、渓流水、生物を観測しているそうですが、「福島の再生なくして日本の再生はございません」うそぶく閣僚たちも普通の人たちなんでしょ?ならば、考えてよ、この現実を!

アンダーコントロールなんて自らフクシマに住んで食べてから言うべきでしょう。ふざけんな! (`・ω・´) デス。

2013年12月11日 (水)

シイタケ農家と放射能 ~ 太郎と花子の物語(人形劇)

原発から40キロに住むシイタケ農家の夫妻をモデルにした、人形劇「太郎と花子の物語」が12月5日、水道橋「スペースたんぽぽ」で開催された。 

人形劇を演ずる大河原多津子さんは無農薬野菜を28年間作ってきて、農閑期には人形劇団を運営してきたそうである。 一時、人形劇団「プーク」に所属していただけあって、人形も舞台も手作り、語りも上手、台詞もしっかり田舎弁。

会場には東京在住の互いに年を重ねた幼馴染が大集合、過去の田舎へタイムスリップ!

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            太郎と花子は結婚して、シイタケ農家を始めました

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                      子育ても終わり

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         栽培も軌道に乗って「山のアワビ」とまで言われた肉厚シイタケ

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                      突然悲劇は訪れた

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                日本の未来を案ずる老いた太郎と花子

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              モデルになった宗像幹一郎・基子さん御夫妻

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秘密のシンちゃんは早くもフクシマを忘れ、原発再稼働へと舵をと取っていくことを宣言。一体どんな未来を描いているのやら・・・・・原発の怖さを知らない=無知な野郎としか言い様がないヽ( ゚ω゚)┘ハァームチムチを選んだのは誰???

 

2013年12月 9日 (月)

古典オペラ 『オルフェオ』 ~ モンテヴェルデイ

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師走の始まり:   

音楽愛好家の友人夫妻のご主人様が「行かない!」 ということで突然世界最古のオペラのチケット ♪オルフェオ♪が舞い降りてきた。

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初演は1607年のイタリア(マントヴァ): ルネッサンスからバロックへの過渡期の作品ということで、素朴に感じたのはギリシャ神話をモチーフにしているせいかも知れない。

とても落ち着いた気分になれるのはやはりバロックだからか・・・・カウンターテイナーの存在も新鮮。 (中世ヨーロッパでは女性は教会で黙すという掟のため、ボーイソプラノやカストラート、カウンターテイナーでカバー

酒も飲まないのにほろ酔い気分で帰宅、連日CDを聴きまくっている。新たな眠れる音楽との出会いでもあった。 「行かない」決断をされたご主人様に感謝!

                 後ろを振り返らずに歩かねば・・・

 

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                                クラウデイオ・モンテヴェルディ (1567-1643)

★ NHKラジオイタリア語でもモンテヴェルデイの曲が流れているらしい

★古楽アンサンブル「アントネッロ」では来年3月21日(金・祝)には「ウリッセの帰還」を上演      http://www.anthonello.com/ 

2013年12月 3日 (火)

会津みしらず柿

学生時代、会津出身の寮の仲間に故郷から送られてきた「会津みしらず」という柿の美味しさが忘れられない。 今年は会津出身の太極拳仲間からおすそ分けに預かった。    久し振りに味わう、この滑らかな味。 しかし、どうして「みしらず」なんて名前が付いたのだろう・・・・・

「未だかかる美味な柿を見知らず」という節もあって妙に納得。

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2013年12月 1日 (日)

『アドヴェントカレンダー(Advent Calender)』  ~ 待降節

すっかり日本に根を下ろしたクリスマス。プレゼントを交換したり、ケーキを食べる日になったけれど、最近では「アドヴェントカレンダー」も流行の兆しである。 

11月30日の後の最初の日曜日からスタートしてクリスマス(キリスト生誕)までをカウントダウンするカレンダー。 毎日箱を開けるとチョコレートやキャンデイーやおもちゃが出てきたり、風景が現れるというお楽しみ。

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クリスマスツリーは英国ヴィクトリア女王が初めて王室に飾ったのが始まりなそうで、歴史的には100年チョットの間に広まったということらしい。

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               小さい子供のいる友人宅にも飾られていた

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90歳を過ぎた大先輩の一人暮らしの友人たちにも送ったら、早速ウレシイ電話が鳴った。クリスマスは一瞬の喜びの火が灯るような日にしたいものです。 

クリスチャンでなくても日頃気になっている人に、ささやかなプレゼントを用意してみるのも良いのではないだろうか? 心温まるメッセージをつけて・・・。

 

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