21世紀の 絵巻き寿司
「芸術の秋」という言葉も、今や風化したような気配ですが、コレは暑~い夏の終わりの東京新聞に「巻き寿司アート」として掲載されていました。
数年前、イスタンブルに日本から絵巻寿司(桜や椿)の伝道者たちがやって来た時の写真をみたことがあります。 世の中には、いろんな巻き寿司があるのだなあ~~~と思っていましたが、絵巻寿司は文字も絵も可能なようです。
金太郎飴を想い出しますが、巻き寿司アーテイストの清田貴代さんはもともとイラストレーターで、見せたい世界を何でもご飯とのりで巻いてしまうそうで、海外からも注目されているのだとか・・・・。
包丁を入れるまで絵柄がどうなっているか、分からない。やり直しもきかない。コントロールできないから作り手の無意識が現れる。切ったときの喜びも大きい。これからはのり巻の断面から、社会の断面を見せていくのも目標とのこと。
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