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2013年7月12日 (金)

そして AKIKO は・・・・・  あるダンサーの肖像

1昨年の9月モダンダンサー、アキコ・カンダが75歳で逝った。 これは最後を記録した羽田澄子の長編ドキュメンタリー映画である。 1985年の「AKIKOーあるダンサーの肖像ー」を観て以来引き込まれ、渋谷じゃんじゃんのライブにも行った。あれから30年の時が流れ、ダンサーとして壮絶なそして幸せな人生の幕が閉じられた。

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7歳でダンスをはじめ、マーサ・グラハムのもとでモダンバレエの基礎を学び、結婚して一児を得るも、ダンスが一番。子育ては実姉に任せ、ひたすらダンスの世界へ没頭。

「母らしいことをしてもらった記憶は一切ありませんが、だからといって恨むという気持ちになったことはありません。母は子供なんです。孫とスカーフを真剣に取り合ってましたよ」・・・という息子さんの言葉に観客はどっと笑った。

「彼女を支えたのはダンサーとしての魅力です」と実姉に言わせるほどのアキコのチャーミングな魅力が映像から伝わってくる。

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愛煙家:どんな時でも煙草を離さなかった・・・・「寝る前は煙草と珈琲を飲まないと眠れないのよ~・・・・ベッドカバーのかわいいアップリケは煙草で焦がした穴を埋めてるの」

最後の公演は病院から舞台へ通った。 まるで1本の棒が歩いているかのような歩き方で、それでも一人でゆっくり歩く。肺がんのため、骨と皮だけになった肉体を支えながらの舞台は壮絶な迫力。バルバラの『黒いワシ』を踊り終えた。 館内にはすすり泣く声も。

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いのちつきるまで踊りつづけて、ダンスは私にとって哲学だったと言えたら、最高に幸せね・・・・アキコ

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