『世界のかわいい民族衣装』 ~ 誠文堂新光社
生まれ変わったら、民族衣装研究家になりたい・・と思ったこともあった。 民族衣装というのは宗教とおなじように、その土地に適応した合理的な「衣」だと思う。特に女性の手仕事には日常生活の想いが込められて、魂や怨念まで感じられるけれど、ただひたすら無心に楽しく製作していただけかもしれない。うっとうしい日々は、こんな本のページをめくるのが楽しい。
国立民族博物館の膨大な標本資料の中から『かわいい』を選択した70点が紹介されている。 本当にかわいいので一部掲載することに
フランス: ブルターニュ地方の女性用上衣、黒地に金のコーチング刺繍
モロッコ: 女性用外套、厚みのある羊毛地に縫取織で模様を表現
ペルー:
ミシン刺繍、テープや紐は補強の役目も
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