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台湾は高温多湿、これで湿度がなければハワイのように快適だと思う。 6月はフルーツが一番おいしいというので、24時間営業の果物市場へ駆け込んだ。思っていたより甘さが少ない感じだ。
ドリアン: 是非食べてみたいと思ったのだが、臭い、高い。アルコールと一緒に食べ過ぎると死ぬとか・・・いろんなウワサがあるけれど、医学的な根拠は報告されていないとのこと。
中身はこんな風、まるでサナギのよう・・・食べたら蝶になりそうな・・・匂いが恐ろしいので食べず終い
パイナップル: 食べるばかりにカットしてあるものが売られていたので、舌が荒れるまで食べた
レンブ: 赤ピーマンかと思ったらレッキとした果物でうす甘でシャリシャリ
台湾バナナ: 奥には「梨」の姿も見えるが・・・
パパイヤ/マンゴ : 食べごろがむずかしそう
スイカ: 長いのも丸いのもあり・・・味は変わらず
グアバ: 皮もやわらかでビタミンCも豊富、鮮度を保つために霧をかける
ピンクとシロがある
ライチ: なんといっても一番おいしかったのはコレでした
毎年トルコ詣でをしているせいか、最近、トルコはどうなってるの? トルコは大変ね? という挨拶をいただくことが多い。 日本にも流れているトルコデモの情報はアラブの春同様捉えらている人も多いのではないかと思う。ネットのおかげで世界の情報のスピードは速くなったけれど、メデイアが常に正しいとは限らない。特に日本に流れる情報は他国通信社のイタダキモノが多い。真実はどうなのだろうか?
開発中のタクシム広場と左手がデモの舞台ゲジ公園
トルコの位置
21日の日ト会主催「トルコ騒乱は何を意味するのか」内藤正典教授(同志社大)のレクチャーは大盛況。プロが現場で見聞した情報も含め、内容は興味深く、目からうろこが落ちる場面も・・・・教授は連日メデイアからの「オリンピックとトルコの春の」質問攻めでウンザリしているそうである。
24日(月)「NHK視点論点」午前4:00 なぜか普通の人は見れない時間帯である。
・ 公園の木の伐採に反対する環境保護団体に手荒な対応をしたことが発端になり、首相に反対する側が煽り立てた。参加者には実態のない左翼、トルコ民族主義者、クルド分離主義の過激派、富裕層の学生たち等で、世俗派の一般市民は引いた。
・ トルコはすでに民主化を獲得している。シリアやエジプトの民主化運動=アラブの春とは違い、トルコの春は虚構である。エルドアン首相下のAKP政権の10年間で経済、その他がかなり改善されたのは確かであり、現野党にはその能力はない。
・ 欧米が煽るイスラム対世俗派の乱ではない。事実、イスラム保守層の静かな怒りが浸透している。
・ 不釣り合いな力の行使に対し政府の謝罪はあったが、エルドアン首相自身が謝罪することがなかったのが問題。沈下するには首相の反省の一言が必要。
・ メデイアは常に過激な映像を求める。 ロケット弾のように映ったのは実は『花火』であった。
・ ポイントはトルコ人自身が冷静に分析して考えること。
・ 旅行は集会の場所に近づかなければ安全。
支持者の前でオリンピックをやろう!と 意気込むエルドアン首相 Hurriyet
超多忙翻訳家、足立智恵子さんのブログ「トルコ語翻訳家のイスタンブル暮らし」は通常あまり更新されないのですが、さすがに、最近は更新続行。分かりやすくまとめられているので、興味のある方は是非クリックしてみてください。http://masalgibi.blog.fc2.com/
目立たない看板の奥に静かに存在するレストラン。 イメージの源はピレネー山脈を仰ぐ一軒家ということで、地元の特選素材を暖炉で調理する。 本格的な前菜が次から次と並べられ、自由に選べて野菜も肉も美味しい!
平日でも予約をしないと満席。HPはこちら→ http://karuizawa-pyrenees.com/
街の広告を見るとなんとなく想像できることが多く、同じ文化圏であることを認識する。
ラフマニノフのコンサート案内
歯医者さんでは牙を抜かれるのか・・・・
銀座ではなかった!日本とは違い、若者たちが当然のごとく、弱者に席を譲っていたので、この国には博愛座は不要なのではないかと思った。
地下鉄車内で臭豆腐の匂いを消すために、ガムを噛んでいたら、オバサンが寄ってきて何やら話を・・・・「車内ではガムは禁止されています。見つかると罰金を取られますよ!」ということだった。オバサンに「謝謝」を言って、車内のテロップを見ると「車中は飲食・ガムを禁止」と英語と漢字で流れていたのだ。 駅・車内にはゴミひとつ落ちていなかった。
生まれ変わったら、民族衣装研究家になりたい・・と思ったこともあった。 民族衣装というのは宗教とおなじように、その土地に適応した合理的な「衣」だと思う。特に女性の手仕事には日常生活の想いが込められて、魂や怨念まで感じられるけれど、ただひたすら無心に楽しく製作していただけかもしれない。うっとうしい日々は、こんな本のページをめくるのが楽しい。
国立民族博物館の膨大な標本資料の中から『かわいい』を選択した70点が紹介されている。 本当にかわいいので一部掲載することに
フランス: ブルターニュ地方の女性用上衣、黒地に金のコーチング刺繍
モロッコ: 女性用外套、厚みのある羊毛地に縫取織で模様を表現
ペルー:
ミシン刺繍、テープや紐は補強の役目も
イスタンブルで最も有名なタクシム広場の裏にあるゲズイ公園ではショッピングセンターを建設するために公園がつぶされ、木が伐採されていることに対する座り込みデモに対し、政府側が放水・催涙・唐辛子爆弾などで反撃。それを機に大規模な反政府デモに膨れ上がっていることは日本の新聞でも報道されたばかり。
本日、イスタンブル在住の友人からホットな情報が届いた。
座り込みは5/27に始まり、5/30までの3日間は普通のデモで何も危険なことはなかったので、すぐそばでコンサートがあったりと通常通りだった。5/31に急激に状況は悪化し、週末は日本人校も、その他の各種イベントも中止または延期。それでも土曜日には収束の方向に向かい、日曜から日常に近い状況までもどりつつあるが、地域的にはまだ反対運動が続いている。
スタジアム新築のため倒壊が決定したベシクタシュ・サッカー場付近の工事用社労をデモ隊が入手、警察の暴動介入用車両に襲い掛かったというのが、今日のニュースになっていた。 抗議運動はもはや樹木伐採やショッピングセンター建設に対するものではくなっている。
エルドアン首相は、最近、高い支持率を背景に国民の意図を無視して暴走傾向を顕著にしつつあったため、公園は起爆剤になったのだと思う。 トルコの国酒は「ラク」というアニス種である。10時以降の酒類販売禁止モスクに入るときは非ムスリムもスカーフを巻く、タクシムのアタチュルク(初代大統領)文化センターを潰してオペラハウスとモスクを作るなどなど・・・・行き過ぎ政策に人々がつていけなくなってきていた。
参加者には多くの学生(高校生や大学生)や先生、大学教授らも加わっている。全体的には反政府デモで、暴力の言い訳を見つけたストレスのたまった人たちが乱入しているのも事実だと思う。この問題の完全な終結のためには、現政府が行き過ぎを改め、国民の意思を尊重する姿勢を示すことが重要かと思う。オリンピックとかいろいろ盛り上がっている時期だったので本当に残念。
オリンピックしか念頭にない都知事はチャンス到来とばかり、ほくそえんでいるのかもしれないけれど、一刻も早い平和的解決を祈るばかり・・・・。
梅雨の晴れ間の日比谷公園は若葉が美しい。「福島原発告訴団」が結成されて1年、事故の厳正な捜査と起訴を求める集会には1000人が集合。野外音楽堂はまだまだ余席あり、もはやニュース性はないのかマスコミクルーの姿も見えない。
事故から2年、状況はさらに過酷。止まらない放射能の放出、たまり続ける汚染水、深刻な労働者被曝、行き場のない除染による廃棄物、被曝地にすまざるを得ない人々、子供たちの甲状腺ののう胞や結節、ガン、進まない賠償、支援策の外に置かれる自力避難者、さらに引き裂かれていく人々のつながり・・・原発事故が引き起こした被害の膨大さに私たちは、立ち尽くすばかりです。
このままでは、被害者が救われることも、二度と同じ過ちを繰り返さないことも、新しい価値観の世界を創ることもできません。その中で、この告訴の意味は深いと思います。この事故の加害者がその責任を問われるまで、私たちは出来うる限りの最前を尽くしましょう。
右側に登場したのは放置されて餓死した牛が亡霊になった『牛女』。おそらく官邸に出没して安部総理が怖がっているユ-レイか?
我が身に起こらないことは他人事、デモでも集会でもやりたい人はやればいい・・・と思っている人たちが圧倒的に多いような気がする。参加しなくても現実に起きている国家の大罪に想いを馳せて考えてほしいものです。 相変わらず、若者の姿は見えない。日本の未来が見えない・・・・・。
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