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名前を覚えるのが苦手、サトウさんもスズキさんもごっちゃになってしまうことが多い。カタカナの花の名前ともなるとさらにひどい。
先日、テイカカズラという花を頂いた。良い香りがして、身近に親しんだことが無かったのでその素性をネットで調べてみるとヘクソカズラにぶち当たった。その段階で、テイカからヘクソへ記憶は転移。
「屁糞蔓」だなんてなんてひどい名前!いったい誰が命名したのか?と友人にメールすると、ヘクソじゃなくて藤原定家のテイカです!記憶を改めてください!との返信 ヤレヤレ何たることか!
定家蔓は式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、ついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説(能『定家』)に基づくのだとか。ジャスミンに似た芳香がある割には有毒植物とのこと。
こちらは屁糞蔓、かなりの臭気を発するらしい、実の汁は薬用として、しもやけ・あかぎれ等に効果用があるのだとか。多年草で至る所に多いそうですが、記憶にないので、見ても見えない世界だったのかもしれない。
本日(5月16日)の東京新聞のコラム「筆洗」は河上政治さん(92)という方の詩が紹介され、「自らが一兵士として列に並び、妻や娘が慰安婦になる姿など想像できないだろう」というコメント。 とても心に響く詩なので掲載することにしました。
黒竜江に近い駐屯地に 遅い春が来たころ 毛虱駆除の指導で慰安所に出向いた
オンドルにアンペラを敷いた部屋は 独房のように飾り気がなく 洗浄の洗面器とバニシングクリームが 辛い営みを語っていた
いのちを産む聖なるからだに ひとときの安らぎを求めた天皇の兵隊は それからまもなく 貨物船に詰め込まれ 家畜のように運ばれ フイリッピンで飢えて死んだ
水銀軟膏を手渡して去るぼくの背に 娘の唄う歌が追いかけてきた
わたしのこころは べんじょのぞうり きたないあしで ふんでゆく おまえもおなじ おりぐらし いきてかえれる あてもなく どんなきもちで かようのか おまえのこころは いたくはないか
河上政治さんは陸軍の衛生兵、旧満州の慰安所で薬を配って歩いた経験を基に書かれたそうです。
友人宅に目面しい犬を連れた友人の友人がやって来た。カンガルーのようなカモシカのような小型犬が庭を軽やかに走りを始めた。コレも犬か?と思いながら眺めているうちに愛着が湧いてきた。
無駄鳴きをしない、短毛なので毛も散らない、室内犬としては適切な犬種なようである。 ただし、走り回るための広い庭と部屋があればの話、それに庶民にはお高いお値段でもある。犬種はイタリアングレイハウンド、名前はゆめ(5才)。
グレイハウンド犬は小動物用の猟犬で、古代から存在し、スタイルが良く、ヨーロッパでは貴族のみが所有を許されていたそうで、飼い主自慢の犬。
アメリカには飛行機が現在ほど自由でなかった時代に大活躍したグレイハウンドという(足の速い犬をシンボルにした)長距離バス会社がある。
photo by Wikipedia
映画:『真夜中のカウボーイ』では主人公の2人がこのバスで太陽と新しい生活を求めて、ニューヨークからフロリダへ向かったのだった。
5月2日付、トルコ大手Hurriyet紙によればトルコのエルドアン首相は「日本との間で、政府間協定に調印する段階に至った。黒海岸のシノプに日本とともに原子力発電所を建設する。日本は地震についての経験とノウハウを持っている。環境問題への配慮でも先進的だ。フランスのアレヴァ社の技術力も高い。3つ目の発電所についても予定地選定の作業が続いている。日本も候補のひとつだ。原子力発電所については、計画から完成までの期間を7年以内にすることが必要だと考えている。2030年には発電力の少なくとも15%を原子力から得ることを計画している」と語った。
エルドアン首相、本当に日本にノウハウがあるのかどうか、いまだにずさんな管理で放射能を放出しているフクシマを是非一度訪ねてみてください。人々がどんな想いで過ごしているのかをあなたの大きな目でご確認を! チェルノブリ事故ではあなたの故郷(リゼ)のお茶畑が汚染されたことをお忘れですか? 一度取り込まれたら半ば永久に悪魔のゴミを抱え込まなければならないのです。いくら国土が広いからと言って、負の遺産を国民に遺すことは賢明な選択ではありませんね。 絶対安全はあり得ないのです。
お願いです、愛するトルコ国民の安全と平和のために、日の丸の服を着た悪魔との取引はおやめください。 あなたの信望されているアラーも哀しんでおられます。どうか賢者としてのご判断を! (photo by Wikipedia)
武蔵野の原野では江戸中期以降、関東西北部から移動してきた農民たちによって開発と村落が形成され、『武州柳窪村』も寛文年間(17世紀なかば)開村。
昭和30年以降東京のベットダウンとして開発が進み、住宅用地への転換が始まり、畑地や果樹園が減少。地元有志たちは、宅地の乱開発を防ぎ自然景観を守るべく、都市計画法上の「市街化調整区域」への編入を申請し、平成2年には1,200アールの緑地を残すことができたそうです。
みどりの中の登録有形文化財、「顧想園」所有者の村野家(五代目)は欅の屋敷林に囲まれた市内唯一の茅葺家屋。明治初期の景観とほとんど変わっていないという。
苔むした木立の庭にはキンラン、ギンランなどの目面しい花が生息している
顧想園見学は個人住宅につき、12名以上を募り事前予約が必要。 案内役はボランテイアの地元サポーター。(見学料:¥1000.茶菓付き)
〒203-0044 東久留米市柳窪4-15-41 野村方「サポートクラブ」代表・黛さん ℡042-474-7260 東久留米市ホームページ:
http://www.city.higashikurume.lg.jp/kensaku/cityguide/welcome/welcome3_bunkazai.html
政府は「ただちに影響はありません」を繰り返し、某エコノミストは「誰も死んでないわけでしょ」と暴言を吐き、推進派の学者たちは「問題ない」とうそぶいた。
あれから2年、生態系には確実に異常が見られ、影響が出ているようである。 フクシマは収束どころかお粗末な管理体制のまま存続し続けていて、危険の真っただ中にいることを忘れてはならない。
フクシマ周辺(福島県5ケ所、茨城県3カ所、東京都1カ所でヤマトシジミを採取すると、染料が高い所にいたヤマトシジミほど羽や生存率に異変があることが分かり、表れた変化は放射性物質が原因とみて間違いない。 安全であることと、分からないことは全く別のこと。
事故以降、さまざまな場面で情報が出されなかったり、裏付けもないのに『安全』だと言い切ろうとするケースがあったが、それらは科学的な態度とはいえない。私たちの研究が理性的に試行していく材料の一つになればよいと思う
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