エーゲ海の島 ~ ギョクチェアダ
エーゲ海にはいろんな島が浮かんでいる。殆どがギリシャ領であるが、この島はトルコ領。かってはギリシャ人が多く棲んでいて、「イムロズ島」と呼ばれていた。現在もギリシャ系のトルコ人も住んでいて、公の建物にはギリシャ文字が見受けられたり、ギリシャ正教会もある。
島の玄関、船着場: 夏と冬では船の発着便がかなりちがう
棲んでいるのか居ないのか山肌に住居が点在する
オリーブ畑を見下ろす丘には野生のラヴェンダー
ギリシャへ移住したギリシャ人が故郷の家をリフォームしてサマーハウスにする人たちも
廃墟に入ってみたら、羊が出てきてビックリ!
廃校になった学校
「村の洗濯場」おばちゃんたちのお喋りの場所だったに違いない、今もチョロチョロ水が
島の夕暮れ:お土産の貝殻細工などが売られていた
★ ギリシャ・トルコの住民交換
1920年のセーブル条約、1923年のローザンヌ条約及びオスマン帝国を丁寧に調べて、十字軍以来ムスリムを敵視するキリスト教徒の歴史観に影響されている現実から離れて見るのも面白いと思う。
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