アーテチョークの季節 ~ イスタンブル
「アーテチョーク」という名前と形を記憶して久しいのだが、数年前まで食したことが無かった。初夏のトルコの市場やスーパーにはまるで日本の筍のように旬の顔を並べる。 在トルコ25年の友人が義母の味を舌で覚えているからと料理してくれた。 オリーブオイルで煮込んだような・・・・それがとっても美味しかった。手がかかるせいかトルコ野菜の中では高価である。
地中海沿岸原産、和名はチョウセンアザミというらしいが、なぜチョウセンなのだろう?蕾の中心部、柔らかいガクと花拓を食用とするのだそうだが解体したことがないのでよく分からない。どんな風に実っているのかも気になる。
オジサンたちが料理しやすいように加工して、酸化しないようにレモン水にさらして売っている。 「ブルサのバイラムパシャのエンギナール(アーテチョーク)」と書いてある。ブルサのは美味しいのかもしれない。
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