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2012年5月

2012年5月31日 (木)

「騙されたあなたにも責任がある」 ~ 小出裕章氏の新著

今の今、日本人が読むべき本は「源氏物語の雅な世界」や「悟りを開くための宗教本」ではなく、先ずはこの一冊ではないかと思う。    

  •   なぜ東電と政府は平気でウソをつくのか
  •   さらなる放射能拡散の危機は続く
  •   汚染列島で生きていく覚悟
  • 質疑応答の形で書かれており、中学生レベルでも理解できる内容。珈琲二杯分で、一家に一冊、回し読みしたら家族談義に花が咲き、家族のレベルアップ疑いなし。
  • 053_2                     (幻冬舎¥952+税)

    「騙されたあなたにも責任がある」・・・・重~い言葉だけれど、ヒロシマ・ナガサキを経験し、チェルノブィリの情報を得ていたにもかかわらず、殆どの国民は平和ボケの中で、騙されつづけ、それを見逃してきた。その「反省」なしに未来や復興は語れるはずがない。 4号機の危険な状態が続いている = 収束はしていない。

     大飯原発再稼動のニュース!立地自治体の県と町はまたも騙されるのか?

    2012年5月29日 (火)

    「コンスタンチノープル」から「イスタンブル」へ 

    征服記念日

    2011年5月29日イスタンブルで有名なタクシム広場(パリの凱旋門のような場所)が賑わっていた。 塩野七海著「コンスタンチノープルの陥落」でお馴染み、1453年の5月29日は東ローマ帝国が陥落し、オスマン帝国が誕生した日であった。

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             市長さんかな? 若者を前に何やら教訓みたいなことを・・・

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           当時の衣装を着てイベントに参加したリセ(高校)の学生達はお疲れ気味

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              この広場ではテロも多い、おまわりさん達が見張っている

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           犬の言い分: 勝手に賑わってくれ!オレは昼寝がしたいのだア

    2012年5月24日 (木)

    アーテチョークの季節 ~ イスタンブル

    「アーテチョーク」という名前と形を記憶して久しいのだが、数年前まで食したことが無かった。初夏のトルコの市場やスーパーにはまるで日本の筍のように旬の顔を並べる。 在トルコ25年の友人が義母の味を舌で覚えているからと料理してくれた。 オリーブオイルで煮込んだような・・・・それがとっても美味しかった。手がかかるせいかトルコ野菜の中では高価である。

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    地中海沿岸原産、和名はチョウセンアザミというらしいが、なぜチョウセンなのだろう?蕾の中心部、柔らかいガクと花拓を食用とするのだそうだが解体したことがないのでよく分からない。どんな風に実っているのかも気になる。

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    オジサンたちが料理しやすいように加工して、酸化しないようにレモン水にさらして売っている。 「ブルサのバイラムパシャのエンギナール(アーテチョーク)」と書いてある。ブルサのは美味しいのかもしれない。

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    2012年5月20日 (日)

    みなみ相馬の風景 ~ 3・11以前

    この「絵」は4月14日南相馬市「さくらホール」のロビーに飾られていたもの。本来あるべきのどかな田園風景、作家名も記録せずカメラに収めてしまった。山の彼方から『相馬盆唄』が聴こえ、野馬追いの馬たちが走って来るような・・・・。

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    飯舘村は、福島第一原発から約40キロ~50キロ圏内にありますが、猛烈な汚染を受けてしまっていたのです。一方で南相馬市は20キロ圏内にあります。人々は避難しろといわれて逃げましたが、逃げた先が飯舘村だったのです。飯舘村に逃げてしまったがために、本来なら防げた被曝をしてしまいました。日本政府の判断というか指示の間違いのために、危険にさらされてしまった人が沢山でてしまいました。 (小出裕章)

    2012年5月18日 (金)

    茄子の花が咲いた ~ ベランダ菜園

    「この茄子の苗はいいですよ~」と花屋のオジサンにそそのかされて、つい買ってしまった。肥料と水と支柱があれば秋までドンドン茄子が取れるのだという。 これまで野菜の苗を植えてみてもいつも虫に食べられたり、葉がチリチリになって収穫まで成功したためしがない。手入れが悪いからだと言われれば確かにうなずける。茄子の花は咲いたけれど、この先どうなるものか・・・・期待をしないで待つことにする。

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     細葱の根っこを差し込んでおいたら、ニョキニョキ伸びてきた。 必要に応じてハサミでチョン、これはなかなか便利!

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    2012年5月15日 (火)

    天才主婦の作るジャム ~ 甘夏の巻

    最近、古希を迎えた天才主婦から届いた手製のジャム。 今回は「甘夏」・・・・オレンジピールもソフトに仕上がって、とっても美味しい!

    お料理のみならず、音楽から文学まで多趣味博学でよく遊びよく学ぶ主義のマダムは長身でスタイルがよくケリーバックがよく似合い、グレイヘアが輝く素敵な女性である。

    いつもめまぐるしく動き回っている超多忙な日々なのに、いつの間に作るのだろう? 実は深夜に作ったのだとか・・・睡眠時間は4時間? もうナポレオンどころじゃない!

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                        オレンジピールは既に半減

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            何と瓶の蓋が開かないのだア~~色々試みたのだが~~

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                     こんな道具も用意してあるのに歯が立たない

    たまたまドアの修理に登場した内装屋さんに開けてもらってめでたく口の中へ、やっぱり絶品! 明日の朝も珈琲とパンにジャム載せて ・・・・あれっー減量するって言ってたのはどこの誰だったかな

    2012年5月 8日 (火)

    映画「オレンジと太陽」 ~ 児童移民トラスト

    Yurikago イギリスの社会福祉士Margaret Humphreysの実体験を綴った、原作 からのゆりかご―大英帝国の迷い子たち』の映画化である。(都留信夫・敬子訳 日本図書刊行会)

    1986年、ソーシャルワーカーのマーガレットは、シャーロットという女性から自分のルーツを調べてほしいと相談を受けた。オーストラリアからはるばる訪ねてきたシャーロットは少女時代、ノッティンガムの児童養護施設にいたが、ある日、他の児童たちとともにオーストラリアに移送された。養子縁組ではないその移送に疑問を抱いたマーガレットが調査したところ、シャーロットと同じ扱いをうけた人々がオーストラリアにたくさんいることを知り、彼らの家族を探すことに。 監督ジム・ローチ 6月8日まで岩波ホール

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    児童移民とは、19世紀から1970年代まで養護施設の子供たちを長い間イギリス連邦旧植民地に移住させた事業。オーストラリアでは収容施設での重労働、暴力、性的虐待がはびこったが、教会により長く隠されてきた。児童移民の数は13万人を上回ると推計され、2009年11月にオーストラリア首相が、2010年2月にイギリス首相が事実を認め、正式に謝罪、イギリス近代史最大の恥部とされている。 

    マーガレット・ハンフリーズは原作の印税をもとに基金「児童移民トラスト」を設立し、現在も児童移民だった人々の家族を探す活動を続けている。 http://www.childmigrantstrust.com/  ←「移民トラスト」ホームページ

    背景の一つには「金」 = 国内施設で養護するよりオーストラリアで養護するするほうが安いという、いかにも大英帝国らしい発想ではないか?大国は時に残酷な爪痕を残すけれど、本件に関して英国政府は謝罪という勇気を持ったのである。 

    http://www.youtube.com/watch?v=Io46Z-ADKZ0&feature=related

    英国首相の謝罪映像 

    2012年5月 5日 (土)

    スイスの動物園 ~ Basel

    ゴールデンウイークたけなわの子どもの日、さいたま最大の動物園前を通りかかった。長蛇の車!動物園は絵本から現実を覗くのには良いチャンスに違いない、しかし恐ろしいほどの行列には驚いてしまう。

    101_3  2007年の初夏、友人一家の滞在するバーゼル(スイスの工業都市)を訪ねた折、ヨーロッパ有数といわれるスイス最古の動物園(1874年設立)を見学した。パンダは居ないけれど、公園のような空間に動物たちがどことなくのんびりとした動物園に好感を持った。友人一家は回数券を購入し、我が家の庭のように利用していた。

    確かに正式名のZoological Gardenそのもので子どものみならず、お年寄りやカップルなどの憩いの場所も兼ねているようだった。

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                   象さん一家がのんびり歩いている

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                     チーターがこんなに美しいとは・・・・・

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             フラミンゴのピンクの足の長さ、さぞかしダンスも上手かろう

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