署名したヒトはサル?
原子力に関する都民投票条例の制定を求め、必要とされる数を超える25万人以上の東京都民が署名しました。この署名は住民票のある区市町村単位で生年月日も明記するという厳格さを伴うため、署名活動は大変なエネルギーを要するものでした。
それを受けて都知事は署名した都民を目をパチパチさせながらサルと呼んだのです。
侮辱という手段に訴え、エネルギーの未来を選択する市民の法的権利の受け入れを拒否しようとしているようです。
大阪市も市民投票条例の制定を請求するのに必要な署名を集めました。日本の世論はクリーンエネルギーの未来へとシフトしつつあり、今、日本中から投票の実施を求め声を上げれば、相手も私たちを黙らせることはできないと思うのですが、 ヒトはヒトでも太陽族科のヒト、この世に及んでまだ原発にしがみついている学習能力の無いサル以下のヒトにサル呼ばわりされたくないものです。知事もヒトならば、先ずサルでもできる反省をすべきでしょう。
そのヒトを選択したのも都民なので、民衆はどこへ流れるのか分かりません。
動く映像はコチラ→ http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1505.html
「事なかれ主義」「皆で渡れば怖くない」「足並み揃えて」「出る釘は打たれる」「本音と建前」等々、このサルたちはこれらの慣習を長きに渡り、教えてきたのかもしれません。そんな中でグローバル化なるものが横行するともう、ただただ息切れがするばかりです。
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