「トポフィリア九州力の原像へ」 ~ 今岡昌子写真展
銀座ニコンサロンで今岡昌子さんの写真展が開催されている。 数年前から熊本に居を移して活動している彼女の作品を観るのははじめて。 以前はトルコ、バングラデイシュ、アフガニスタン、パキスタンなどの被災地で情緒ある女性の眼を感じさせる写真が印象的であったが今回は何か哲学的なものを感じた。一皮も二皮もむけて変化しつつ何事もプロの世界は限りなく厳しさを伴うものなのだろう・・・益々の活躍を期待したい。
2012・2・1~2・14 Ginza NikonSalon
アジア大陸に接する文明の十字路、古くからさまざまな人や物が往来する九州。
現代日本に息づく普遍的な日常の源流に着目し、個々の知と技の集約による地域力をたどるとき、作者が感じたのは人々の心に宿る土地への愛情「トポフィリア」であった。
新しいもの(わさもん)、多様性を受け入れつつ、大切なものを頑なに守る(もっこす)精神。グローバル化が加速する時代、日本の光を牽引する力の原像に迫る。カラー・モノクロ約50点。(写真展情報より)
2003年「re-birth ガレキの隣のオンナたち」写真展の案内状
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