実は「豆柿」 ~ 武相荘
12月12日の武相荘の「ろうやがき」の記事に、「つばきさん」という盆栽愛好家の方から、下記の様なコメントをいただきましたので改めて掲載させていただきます。
1枚目・2枚目の写真は老鴉柿ではなく、豆柿のようです。
3枚目の写真は老鴉柿です。
老鴉柿は萼片が大きく、一般的につくばねのように跳ね上がっているのが特徴です。
老鴉柿が中国名そのままで、そのほかにも別名はあります。
老いたカラスの柿と名付けられた由来は、その実を観察すると、品種によって実の表面にタンニンが染み出し、黒い斑点模様が現れることがあります。
その現れ方が顕著な場合、実がかなり黒くなり、たわわに黒く実った実はあたかもカラスが群れて木にとまりそうな様子のように見えなくもありません。
・・・ということだと思います。
育ててみるととても面白い樹種ですので、よろしければお育てになってみてはいかがでしょう。ちなみにこの樹種は雌雄異株(雄木と雌木が別)ですが、雌木のみで単為結果(種無しの実が生ること)するものもあります。
つばきさん、コメントありがとうございました
子供の頃に見た「豆柿」はもっと大きかったような気がしましたが、豆柿にも沢山の品種があるのでしょう。
カメラをぶら下げて、いろんな植物に興味を持って歩いてみるといろんな発見がありますね。
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